“斷定”の読み方と例文
新字:断定
読み方割合
だんてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此等これら樣々さま/″\化物思想ばけものしさう具體化ぐたいくわするのにどういふ方法はうはふもつてしてるかといふに、ときにより、くにによつて各々おの/\ことなつてゐて、一がい斷定だんていすること出來できない。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
實物じつぶつぬから、勿論もちろん斷定だんてい出來できぬが、たる徳利とくりといふのは、加瀬かせ彌生式やよひしきのと同形どうけい同類どうるゐではなかつたらうか。
この崩壞ほうかい結果けつか有明灣ありあけわん大津浪おほつなみおこし、沿岸地方えんがんちほうおい合計ごうけい一萬五千人いちまんごせんにんほどの死者ししやしようじた大事件だんじけんもあつたので、原因げんいん輕々かる/″\しく斷定だんていすることはつゝしまねばならぬ。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)