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公務
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こうむ
ふりがな文庫
“
公務
(
こうむ
)” の例文
糟谷は
種畜場
(
しゅちくじょう
)
におって、
公務
(
こうむ
)
をとるよりは、
村落
(
そんらく
)
へでて農民を相手に働くのが、いつも
愉快
(
ゆかい
)
に思われてきた。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
先
(
ま
)
づ
艦長松島大佐
(
かんちやうまつしまたいさ
)
に
向
(
むか
)
つて、
何事
(
なにごと
)
をか
二言
(
ふたこと
)
、
三言
(
みこと
)
、
公務
(
こうむ
)
の
報告
(
ほうこく
)
を
終
(
をは
)
つて
後
(
のち
)
、
私
(
わたくし
)
の
方
(
ほう
)
に
向直
(
むきなを
)
つた。
快活
(
くわいくわつ
)
な
調子
(
ちようし
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
格子
(
こうし
)
の
外
(
そと
)
には
公衆
(
こうしゆう
)
が
次第
(
しだい
)
に
群
(
むらが
)
つて
來
(
く
)
る。アンドレイ、エヒミチは、ミハイル、アウエリヤヌヰチの
公務
(
こうむ
)
の
邪魔
(
じやま
)
を
爲
(
す
)
るのを
恐
(
おそ
)
れて、
話
(
はなし
)
は
其丈
(
それだけ
)
にして
立上
(
たちあが
)
り、
彼
(
かれ
)
と
別
(
わか
)
れて
郵便局
(
いうびんきよく
)
を
出
(
で
)
た。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
格子
(
こうし
)
の
外
(
そと
)
には
公衆
(
こうしゅう
)
が
次第
(
しだい
)
に
群
(
むらが
)
って
来
(
く
)
る。アンドレイ、エヒミチは、ミハイル、アウエリヤヌイチの
公務
(
こうむ
)
の
邪魔
(
じゃま
)
をするのを
恐
(
おそ
)
れて、
話
(
はなし
)
はそれだけにして
立上
(
たちあが
)
り、
彼
(
かれ
)
と
別
(
わか
)
れて
郵便局
(
ゆうびんきょく
)
を
出
(
で
)
た。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
果
(
は
)
ては
無聊
(
ぶれう
)
に
堪
(
た
)
え
兼
(
か
)
ねて
頻
(
しき
)
りに
腕
(
うで
)
をさすつて
居
(
ゐ
)
たが、
其内
(
そのうち
)
に
夕刻
(
ゆふこく
)
にもなると、
此
(
この
)
時刻
(
じこく
)
は
航海中
(
かうかいちう
)
、
軍艦乘組員
(
ぐんかんのりくみゐん
)
の
最
(
もつと
)
も
樂
(
たの
)
しき
時
(
とき
)
、
公務
(
こうむ
)
の
餘暇
(
よか
)
ある
夥多
(
あまた
)
の
士官
(
しくわん
)
水兵
(
すいへい
)
は、
空
(
そら
)
高
(
たか
)
く、
浪
(
なみ
)
青
(
あを
)
き
後部甲板
(
こうぶかんぱん
)
に
集
(
あつま
)
つて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
たゞ
公務
(
こうむ
)
の
餘暇
(
よか
)
ある
一團
(
いちだん
)
の
士官
(
しくわん
)
水兵等
(
すいへいら
)
が
吾等
(
われら
)
を
唯
(
と
)
ある
船室
(
せんしつ
)
に
導
(
みちび
)
き、
濡
(
ぬ
)
れたる
衣服
(
きもの
)
を
脱
(
ぬ
)
がせ、
新
(
あたら
)
しき
衣服
(
ゐふく
)
を
與
(
あた
)
へ、
中
(
なか
)
にも
機轉
(
きてん
)
よき一
士官
(
しくわん
)
は
興奮
(
こうふん
)
の
爲
(
ため
)
にと、
急
(
いそ
)
ぎ「ブランデー」の一
杯
(
ぱい
)
をさへ
惠
(
めぐ
)
んで
呉
(
く
)
れた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
務
常用漢字
小5
部首:⼒
11画
“公務”で始まる語句
公務上