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兄弟
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けうだい
よしや千
里が
萬里はなれるとも
眞實の
親子兄弟ならば
何時歸つて
何うといふ
樂しみもあれど、ほんの
親切といふ一
筋の
糸にかヽつて
居し
身なれば
「
兄を
動かすのは、同じ
仲間の実業家でなくつちや駄目だ。単に
兄弟の
好丈では
何うする事も出来ない」
身に
引うけて
世話をすること
眞の
兄弟も
出來ぬ
業なり、これを
色眼鏡の
世の
人にはほろ
醉の
膝まくらに
耳の
垢でも
取らせる
處が
見ゆるやら、さりとは
學士さま
寃罪の
訴へどころもなし。
廓内の
大卷さんよりも
奇麗だと
皆がいふよ、お
前が
姉であつたら
己れは
何樣に
肩身が
廣かろう、
何處へゆくにも
追從て
行つて
大威張りに
威張るがな、
一人も
兄弟が
無いから
仕方が
無い
“兄弟”の意味
《名詞》
兄 弟(きょうだい、漢文:けいてい)
兄と弟のこと。またはその関係。
男女を問わず、同じ親を持つ子供同士。兄弟姉妹。
契りを結んだ男性同士のこと。義兄弟。
同じ系統に属するとみなされるもの。類縁のあるもの。
(隠語) 同じ女性と性交体験がある男どうし。穴兄弟。
(出典:Wiktionary)