“ひろま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
広間37.5%
廣間20.0%
廣室10.0%
広室10.0%
拡7.5%
伝播5.0%
播5.0%
広2.5%
弘2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
灰色ネズミ軍は、こんどはいちばん上の四階に突き進みました。四階は大きな、だだっぴろい広間(ひろま)になっていました。
彼の手記に依って想像すると、その部屋は相当の廣間(ひろま)であったらしく、彼が首を出していた穴は略〻(ほゞ)座敷の中央にあったように思われる。
……此(こ)の狂言(きやうげん)はまだ見(み)ないが、古寺(ふるでら)の廣室(ひろま)の雨(あめ)、孤屋(ひとつや)の霧(きり)のたそがれを舞臺(ぶたい)にして、ずらりと此(こ)の形(なり)で並(なら)んだら、並(なら)んだだけで、おもしろからう。
くさびら (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
寝床(しんしやう)われを呑み、睡眠われを無何有郷(むかうきやう)に抱き去らんとす。然れ雖(ども)われは生命(いのち)ある霊景と相契和しつゝあるなり。枕頭の燈火、誰(た)が為に広室(ひろま)を守るぞ。
松島に於て芭蕉翁を読む (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
怖(こ)わ怖(ご)わそこへ目を当てました、最初は眼界全体にむら雲の様なものが拡(ひろま)って、何が何だか分りませんでしたが、目の距離を色々に換えている内に、やがて、その向側に、恐しい物の蠢いているのが
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
道徳高き上人の新たに規模を大きゅうして寺を建てんと云いたまうぞと、このこと八方に伝播(ひろま)れば、中には徒弟の怜悧(りこう)なるがみずから奮って四方に馳(は)せ感応寺建立に寄附を勧めて行(ある)くもあり
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
バルタザアル王がバルキスを愛さなくなつたと云ふ噂がエチオピアと近隣の王国とに播(ひろま)つた。
バルタザアル (新字旧仮名) / アナトール・フランス(著)
この事が村に広(ひろま)った時、四五人の者は、母を憐(あわ)れんで、この狂人の捜索に出た。その夜、寺の林で取り押えて再び檻を修繕して裡(うち)に入れたという。
僧 (新字新仮名) / 小川未明(著)
且(かつ)又(また)これまでの暦(こよみ)にはつまらぬ吉凶(きつきやう)を記(しる)し黒日(くろび)の白日(しろび)のとて譯(わけ)もわからぬ日柄(ひがら)を定(さだめ)たれば、世間(せけん)に暦(こよみ)の廣(ひろ)く弘(ひろま)るほど、迷(まよひ)の種(たね)を多(おほ)く増(ま)し、或(あるひ)は婚禮(こんれい)の日限(にちげん)を延(のば)し、或(あるひ)は轉宅(てんたく)の時(とき)を縮(ちゞ)め
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)