“轉宅”の読み方と例文
新字:転宅
読み方割合
てんたく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安井(やすゐ)がもし坂井(さかゐ)の家(いへ)へ頻繁(ひんぱん)に出入(でいり)でもする樣(やう)になつて、當分(たうぶん)滿洲(まんしう)へ歸(かへ)らないとすれば、今(いま)のうちあの借家(しやくや)を引(ひ)き上(あ)げて、何處(どこ)かへ轉宅(てんたく)するのが上分別(じやうふんべつ)だらう。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
且(かつ)又(また)これまでの暦(こよみ)にはつまらぬ吉凶(きつきやう)を記(しる)し黒日(くろび)の白日(しろび)のとて譯(わけ)もわからぬ日柄(ひがら)を定(さだめ)たれば、世間(せけん)に暦(こよみ)の廣(ひろ)く弘(ひろま)るほど、迷(まよひ)の種(たね)を多(おほ)く増(ま)し、或(あるひ)は婚禮(こんれい)の日限(にちげん)を延(のば)し、或(あるひ)は轉宅(てんたく)の時(とき)を縮(ちゞ)め
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)