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K
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ケー
ふりがな文庫
“
K
(
ケー
)” の例文
ところでこの Kaiser といふ六文字のうち
K
(
ケー
)
はアルフワベツトの十一番目の文字、その十一を六の前に置くと116となる。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「ああ、ゆかいだ。きみと、どこへでも、いっしょにいきましょう。」と、
N
(
エヌ
)
が
K
(
ケー
)
の
手
(
て
)
をにぎると、
K
(
ケー
)
もまたかたくにぎりかえしました。
はたらく二少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
……
勿体
(
もったい
)
なくも
K
(
ケー
)
・
C
(
シー
)
・
MASARKEY
(
マサーキー
)
会社の超々特作と題しまして『狂人の解放治療』という、勿論、今回が封切の天然色、浮出し、発声映画と御座いまして、出演俳優は皆
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
K
(
ケー
)
くん、
僕
(
ぼく
)
は、
人間
(
にんげん
)
があまり
強欲
(
ごうよく
)
なものだから、
戦争
(
せんそう
)
をしたり、けんかをしたり、
罪
(
つみ
)
もない
動物
(
どうぶつ
)
まで
殺
(
ころ
)
したりするのだと
思
(
おも
)
うよ。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
許嫁
(
いいなずけ
)
になっておりまする呉一郎……
K
(
ケー
)
・
C
(
シー
)
・
MASARKEY
(
マサーキー
)
会社の超特作は、超時代的、超常識的、精神科学映画『狂人解放治療』の主人公たる無双の美少年俳優の相手役となりまして
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
▼ もっと見る
あわれな
彼
(
かれ
)
は、ひそかに、
K
(
ケー
)
と
H
(
エイチ
)
の、
若
(
わか
)
い
映画女優
(
えいがじょゆう
)
の
写真
(
しゃしん
)
を
見
(
み
)
くらべたり、また、
派手
(
はで
)
な
洋服姿
(
ようふくすがた
)
をした
人気作曲家
(
にんきさっきょくか
)
の
写真
(
しゃしん
)
などを
取
(
と
)
り
上
(
あ
)
げて
しいたげられた天才
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
人間
(
にんげん
)
にだって、
汽船
(
きせん
)
や、
飛行機
(
ひこうき
)
を
発明
(
はつめい
)
する
力
(
ちから
)
を
神
(
かみ
)
さまがくださったのだ。
自由
(
じゆう
)
にどこへでもいけるようにね。」と、
K
(
ケー
)
くんが、いいました。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「どうして、ほかの
動物
(
どうぶつ
)
より、
人間
(
にんげん
)
のほうがえらいんだろうね。」と、いままで、だまっていた、
K
(
ケー
)
くんが
口
(
くち
)
を
開
(
ひら
)
きました。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
人間
(
にんげん
)
の
与
(
あた
)
えた
安全
(
あんぜん
)
が、なんでいつまで
頼
(
たよ
)
りになろう。いまから、
私
(
わたし
)
たちは、それを
探
(
さが
)
しに
出
(
で
)
ても
遅
(
おそ
)
くはないのだ。」と、
K
(
ケー
)
がんがいいました。
がん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「あすこで、ひろったのです。
K
(
ケー
)
さん、この
町
(
まち
)
はわたしに
思
(
おも
)
い
出
(
で
)
がふかいんです。」と、こんどは
N
(
エヌ
)
が、そのわけを
K
(
ケー
)
に
話
(
はな
)
してきかせたのです。
はたらく二少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「その
心配
(
しんぱい
)
は
道理
(
どうり
)
である。が、おじいさんは、ほんとうにそうした
理想
(
りそう
)
の
世界
(
せかい
)
を
知
(
し
)
っているのだろうか。」と、
冒険好
(
ぼうけんず
)
きな、
K
(
ケー
)
がんがいいました。
がん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ある
日
(
ひ
)
秀吉
(
ひできち
)
は、
K
(
ケー
)
にいわれるまま、
彼
(
かれ
)
の
家
(
いえ
)
へ
遊
(
あそ
)
びによったのでした。
学校
(
がっこう
)
でも
K
(
ケー
)
は、よくできるという
評判
(
ひょうばん
)
でした。
天女とお化け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのとき、
K
(
ケー
)
の、
大
(
おお
)
きな
声
(
こえ
)
が、
夕映
(
ゆうば
)
えの
空
(
そら
)
に、はずみかえって、
B
(
ビー
)
や、
Y
(
ワイ
)
と三
人
(
にん
)
が、こちらへかけてきました。
考えこじき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
医院
(
いいん
)
のむすこの
K
(
ケー
)
と、
秀吉
(
ひできち
)
は
同級
(
どうきゅう
)
だったので、よく
同
(
おな
)
じ
道
(
みち
)
を
話
(
はな
)
しながら、
歩
(
ある
)
いて
帰
(
かえ
)
ることがありました。
天女とお化け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「しかし
君
(
きみ
)
、あの
尾
(
お
)
のいちばんきれいなところが、
大毒
(
たいどく
)
なんだというよ。」と、
K
(
ケー
)
は、
秀吉
(
ひできち
)
にいいました。
天女とお化け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「あすから、たまをなげるのにも、あぶなくないよ。」と、
K
(
ケー
)
は、にこにこしながら、いったのでした。
考えこじき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
年
(
とし
)
とったがんが、
彼
(
かれ
)
らの
先達
(
せんだつ
)
でありました。つぎにりこうな
S
(
エス
)
がんと、
勇敢
(
ゆうかん
)
な
K
(
ケー
)
がんがつづきました。
がん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
清
(
せい
)
ちゃん、なにしてんの? はやく、たまをおなげよ。」と、
K
(
ケー
)
は、さいそくしました。
考えこじき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「そんなら、
K
(
ケー
)
くんは
小
(
ちい
)
さいときに、
家
(
いえ
)
を
出
(
で
)
たんだね。」と、
N
(
エヌ
)
がいいました。
はたらく二少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「よせやい。
顔
(
かお
)
だって、
声
(
こえ
)
だって、
K
(
ケー
)
が一
番
(
ばん
)
さ。」
しいたげられた天才
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)