“Ｈ”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
アッシュ	20.0%
エイチ	20.0%
エッチ	20.0%
エツチ	20.0%
ホー	20.0%

アッシュ

マリアは、自分を見知りもしない公爵Ｈ（アッシュ）に夢のような熱中を捧げると同時に、その愛人のＧ（ジェー）を観察して嫉妬もしている。

マリア・バシュキルツェフの日記 (新字新仮名) ／ 宮本百合子(著)

エイチ

あわれな彼（かれ）は、ひそかに、Ｋ（ケー）とＨ（エイチ）の、若（わか）い映画女優（えいがじょゆう）の写真（しゃしん）を見（み）くらべたり、また、派手（はで）な洋服姿（ようふくすがた）をした人気作曲家（にんきさっきょくか）の写真（しゃしん）などを取（と）り上（あ）げて

しいたげられた天才 (新字新仮名) ／ 小川未明(著)

エッチ

オヤあの方はＨ（エッチ）じゃアないの。

藪の鶯 (新字新仮名) ／ 三宅花圃(著)

エツチ

Ｈ（エツチ）の字を無数に積み上げて

晶子詩篇全集 (新字旧仮名) ／ 与謝野晶子(著)

ホー

アルファベットを、最初のＡ（アー）からかぞえていくと、八番めの文字はＨ（ホー）となる。つまり、ウサギ（Hare（ハーレ））くんの、かしら文字のＨ（ホー）だ。そこで、わしは、ウサギくんを一等賞ときめたのだ。

かけっこ (新字新仮名) ／ ハンス・クリスチャン・アンデルセン(著)