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電光
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でんくわう
ふりがな文庫
“
電光
(
でんくわう
)” の例文
此時
(
このとき
)
艦頭
(
かんとう
)
に
立
(
た
)
てる
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は、
右鬢
(
うびん
)
に
微傷
(
びしやう
)
を
受
(
う
)
けて、
流
(
なが
)
るゝ
血汐
(
ちしほ
)
の
兩眼
(
りようがん
)
に
入
(
い
)
るを、
拳
(
こぶし
)
に
拂
(
はら
)
つて、キツと
見渡
(
みわた
)
す
海
(
うみ
)
の
面
(
おも
)
、
電光
(
でんくわう
)
の
如
(
ごと
)
く
近
(
ちか
)
づき
來
(
きた
)
つた
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
は
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
チッバルトは
其儘
(
そのまゝ
)
一
旦
(
たん
)
逃去
(
にげさ
)
りましたが、やがて
又
(
また
)
取
(
と
)
って
返
(
かへ
)
すを、
今
(
いま
)
や
復讐
(
ふくしう
)
の
念
(
ねん
)
に
滿
(
み
)
ちたるロミオが
見
(
み
)
るよりも、
電光
(
でんくわう
)
の
如
(
ごと
)
く
切
(
き
)
ってかゝり、
引分
(
ひきわ
)
けまする
間
(
ひま
)
さへもござらぬうちに
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
僥倖
(
さいはひ
)
に
雷
(
らい
)
は
聞
(
き
)
こえなかつた。
可恐
(
おそろ
)
い
夕立雲
(
ゆふだちぐも
)
は、
俥
(
くるま
)
の
行
(
ゆ
)
くにつれて、
峠
(
たうげ
)
をむかう
下
(
さが
)
りに
白刃
(
しらは
)
を
北
(
きた
)
に
返
(
かへ
)
した
電光
(
でんくわう
)
とともに
麓
(
ふもと
)
へ
崩
(
くづ
)
れて
走
(
はし
)
つたが、たそがれの
大良
(
だいら
)
の
茶屋
(
ちやや
)
の
蚊柱
(
かばしら
)
は
凄
(
すさま
)
じかつた。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
居
(
ゐ
)
ながら
海上海底
(
かいじやうかいてい
)
の
光景
(
くわうけい
)
を
觀測
(
くわんそく
)
する
事
(
こと
)
を
得
(
う
)
べく、
自動照凖器
(
じどうせうじゆんき
)
をもつて
潮流
(
てうりう
)
の
速力
(
そくりよく
)
を
知
(
し
)
り、
波動
(
はどう
)
の
方向
(
ほうかう
)
を
定
(
さだ
)
め、
海戰
(
かいせん
)
既
(
すで
)
に
始
(
はじ
)
まらは、
艇
(
てい
)
は
逆浪
(
げきらう
)
怒濤
(
どたう
)
の
底
(
そこ
)
を
電光
(
でんくわう
)
の
如
(
ごと
)
く
駛
(
はし
)
る、
其
(
その
)
間
(
あひだ
)
に
立
(
た
)
つて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
我
(
わが
)
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
艦長松島海軍大佐
(
かんちやうまつしまかいぐんたいさ
)
は、
一令
(
いちれい
)
を
發
(
はつ
)
して
滿艦
(
まんかん
)
に
電光
(
でんくわう
)
を
輝
(
かゞや
)
かした。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“電光”の解説
電光(でんこう)は、大日本帝国海軍が開発させ、太平洋戦争後半に試作された夜間戦闘機である。機体略番は「S1A1」。
(出典:Wikipedia)
電
常用漢字
小2
部首:⾬
13画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“電光”で始まる語句
電光石火
電光形
電光艇
電光影裏
電光朝露
電光影裡
電光晃耀
電光石化
電光影裏斬春風
電光石火的面談記