“電光影裏”の読み方と例文
読み方割合
でんこうえいり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そう威張るもんじゃないよ。君などはことによると電光影裏でんこうえいりにさか倒れをやるかも知れないぜ」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ぴん助なんかな事を云ったらこの馬鹿野郎とすましておれば仔細しさいなかろう。何でも昔しの坊主は人にり付けられた時電光影裏でんこうえいり春風しゅんぷうを斬るとか、何とか洒落しゃれた事を云ったと云う話だぜ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「うん電光影裏でんこうえいり春風しゅんぷうをきるとか云う句を教えて行ったよ」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)