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無意味
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むいみ
ふりがな文庫
“
無意味
(
むいみ
)” の例文
凡
(
すべ
)
ての
老人
(
としより
)
が
殆
(
ほとん
)
ど
狂
(
きやう
)
するばかりに
騷
(
さわ
)
ぐ
二日
(
ふつか
)
の
其
(
その
)
一
日
(
にち
)
が
卯平
(
うへい
)
には
不快
(
ふくわい
)
でさうして
無意味
(
むいみ
)
に
費
(
つひや
)
された。
彼
(
かれ
)
は
夜
(
よ
)
になつてから
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
で、
其言
(
そのい
)
ふ
所
(
ところ
)
は
終
(
つひ
)
に一つ
事
(
こと
)
に
歸
(
き
)
して
了
(
しま
)
ふ。
町
(
まち
)
で
生活
(
せいくわつ
)
するのは
好
(
この
)
ましく
無
(
な
)
い。
社會
(
しやくわい
)
には
高尚
(
かうしやう
)
なる
興味
(
インテレース
)
が
無
(
な
)
い。
社會
(
しやくわい
)
は
曖※
(
あいまい
)
な、
無意味
(
むいみ
)
な
生活
(
せいくわつ
)
を
爲
(
な
)
して
居
(
ゐ
)
る。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
わしとは何の関係もないように、まるで
無意味
(
むいみ
)
で、とりつくしまもないような気がする。せめて向こうに
髪
(
かみ
)
の毛ほどでもいいから、陸地の影が見えてくれたら。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
實際
(
じつさい
)
地震
(
ぢしん
)
の
全
(
まつた
)
く
起
(
おこ
)
ることなき
國
(
くに
)
に
於
(
おい
)
ては、
生命
(
せいめい
)
財産
(
ざいさん
)
に
關係
(
かんけい
)
ある
方面
(
ほうめん
)
の
研究
(
けんきゆう
)
は
無意味
(
むいみ
)
であるけれども、
適當
(
てきとう
)
な
器械
(
きかい
)
さへあれば、
世界
(
せかい
)
の
遠隔
(
えんかく
)
した
場所
(
ばしよ
)
に
起
(
おこ
)
つた
地震
(
ぢしん
)
の
餘波
(
よは
)
を
觀測
(
かんそく
)
して
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
精神上
(
せいしんじょう
)
からみると、まことに
無意味
(
むいみ
)
な
浅薄
(
せんぱく
)
な結婚であったけれど、
世間
(
せけん
)
の目から
羨望
(
せんぼう
)
の中心となり、一
時
(
じ
)
近郷の
話題
(
わだい
)
の花であった。そして
糟谷夫婦
(
かすやふうふ
)
もたわいもない
夢
(
ゆめ
)
に
酔
(
よ
)
うておった。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
▼ もっと見る
無意味
(
むいみ
)
な
眼
(
め
)
つきと、白つぽい
葱
(
ねぎ
)
の
青
(
あを
)
みに
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
無意味
(
むいみ
)
な
教練
(
きょうれん
)
のやり
直
(
なほ
)
しについて
一九三二・二・二六:―白テロに斃た××聯隊の革命的兵士に―
(新字旧仮名)
/
槙村浩
(著)
で、その
言
(
い
)
う
所
(
ところ
)
は
終
(
つい
)
に一つことに
帰
(
き
)
してしまう。
町
(
まち
)
で
生活
(
せいかつ
)
するのは
好
(
この
)
ましく
無
(
な
)
い。
社会
(
しゃかい
)
には
高尚
(
こうしょう
)
なる
興味
(
インテレース
)
が
無
(
な
)
い。
社会
(
しゃかい
)
は
瞹眛
(
あいまい
)
な、
無意味
(
むいみ
)
な
生活
(
せいかつ
)
を
為
(
な
)
している。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“無意”で始まる語句
無意識
無意気
無意義
無意
無意職
無意仕出来
無意識脳作用