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弱點
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じやくてん
ふりがな文庫
“
弱點
(
じやくてん
)” の例文
新字:
弱点
しかも
知
(
し
)
らうと
思
(
おも
)
ふ
事
(
こと
)
は
悉
(
こと/″\
)
く
知
(
し
)
る
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
なかつた。
己
(
おの
)
れの
弱點
(
じやくてん
)
に
付
(
つ
)
いては、
一言
(
ひとこと
)
も
彼
(
かれ
)
の
前
(
まへ
)
に
自白
(
じはく
)
するの
勇氣
(
ゆうき
)
も
必要
(
ひつえう
)
も
認
(
みと
)
めなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
それが
第
(
だい
)
一
自營獨立
(
じえいどくりつ
)
の
念
(
ねん
)
を
薄弱
(
はくじやく
)
にするの
原因
(
げんいん
)
で、
隨
(
したが
)
つて
日本婦人
(
にほんふじん
)
の
大
(
おほひ
)
なる
弱點
(
じやくてん
)
であらうと
思
(
おも
)
ひます。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
特
(
とく
)
に
宅地
(
たくち
)
として
選定
(
せんてい
)
するときに
考慮
(
こうりよ
)
しなければならぬ
弱點
(
じやくてん
)
を
持
(
も
)
つてゐるのである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
從
(
したが
)
つてその
思想
(
しさう
)
や
人生觀
(
じんせいくわん
)
の凡てを愛を以て裏づけて行かうとする氏の
作家
(
さくか
)
としての
今後
(
こんご
)
は、どんな
轉換
(
てんくわん
)
を見せて行くかも知れませんが、その理智の人としての
弱點
(
じやくてん
)
から
釀
(
かも
)
されて來る何物かは
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
イヤ
出
(
で
)
なくても、
人
(
ひと
)
の
弱點
(
じやくてん
)
に
乘
(
じやう
)
ずる
事
(
こと
)
の
早
(
はや
)
い
猛狒
(
ゴリラ
)
は、
忽
(
たちま
)
ち
彼方
(
かなた
)
の
崖
(
がけ
)
から
此方
(
こなた
)
の
鐵車
(
てつしや
)
の
屋根
(
やね
)
に
飛移
(
とびうつ
)
つて、
鐵檻
(
てつおり
)
の
間
(
あひだ
)
から
猿臂
(
えんび
)
を
延
(
のば
)
して、
吾等
(
われら
)
を
握
(
つか
)
み
出
(
だ
)
さんず
氣色
(
けしき
)
、
吾等
(
われら
)
は
一生懸命
(
いつせうけんめい
)
に
小銃
(
せうじう
)
を
發射
(
はつしや
)
したり
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
「
其
(
その
)
癖
(
くせ
)
朝湯
(
あさゆ
)
に
行
(
ゆ
)
ける
日
(
ひ
)
は、
屹度
(
きつと
)
寐坊
(
ねばう
)
なさるのね」と
細君
(
さいくん
)
は
調戲
(
からか
)
ふ
樣
(
やう
)
な
口調
(
くてう
)
であつた。
小六
(
ころく
)
は
腹
(
はら
)
の
中
(
なか
)
で
是
(
これ
)
が
兄
(
あに
)
の
性來
(
うまれつき
)
の
弱點
(
じやくてん
)
であると
思
(
おも
)
ひ
込
(
こ
)
んでゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
弱
常用漢字
小2
部首:⼸
10画
點
部首:⿊
17画
“弱”で始まる語句
弱
弱音
弱々
弱虫
弱冠
弱法師
弱点
弱火
弱気
弱味