分量ぶんりよう)” の例文
すなはつき太陽たいよう引力いんりよくによつてわが地球ちきゆうけるひづみの分量ぶんりようは、地球全體ちきゆうぜんたい鋼鐵こうてつ出來できてゐると假定かていした場合ばあひ三分さんぶんしかないのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
金屬きんぞく最初さいしよ分量ぶんりようわづかで、貴重品きちようひんとせられてをつたのが、としてだん/\石器せつきかはつてつたのであり、はじめは石器せつき同時どうじ使用しようせられてゐたものに相違そういありません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
實際じつさい試驗しけんによるとまつは、その目方めかた五倍分ごばいぶんみづをたゝえ、たもつことが出來できます。ですから、一貫目いつかんめだけの分量ぶんりようまつは、五貫目ごかんめみづふくむことになります。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
櫻木大佐さくらぎたいさ幾年月いくねんげつあひだ苦心くしん苦心くしんかさねたる結果けつくわある秘密ひみつなる十二しゆ化學藥液くわがくやくえき機密きみつなる分量ぶんりよう化合くわごうは、普通ふつう電氣力でんきりよくして、ほとんど三十ばい以上いじやう猛烈まうれつなる作用さようおここと發見はつけん
崩壞ほうかいした土砂どさ分量ぶんりようおほきくて、百米立方ひやくめーとるりつぽうすなは百萬ひやくまん立方米りつぽうめーとる程度ていどにもなれば、斜面しやめん沿うてながくだるありさまは、溪水たにみづ奔流ほんりゆうする以上いじようはやさをもつくだるのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)