トップ
>
中仙道
>
なかせんだう
ふりがな文庫
“
中仙道
(
なかせんだう
)” の例文
噂
(
うはさ
)
も
知
(
し
)
らなかつた
隧道
(
トンネル
)
が
此
(
これ
)
だとすると、
音
(
おと
)
に
響
(
ひゞ
)
いた
笹子
(
さゝご
)
は
可恐
(
おそろ
)
しい。
一層
(
いつそ
)
中仙道
(
なかせんだう
)
を
中央線
(
ちうあうせん
)
で、
名古屋
(
なごや
)
へ
大𢌞
(
おほまは
)
りをしようかと
思
(
おも
)
つたくらゐ。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
それから
父
(
とう
)
さんは
伯父
(
をぢ
)
さんや
吉
(
きち
)
さんや
友伯父
(
ともをぢ
)
さんと
一緒
(
いつしよ
)
に
東京行
(
とうきやうゆき
)
の
馬車
(
ばしや
)
に
乘
(
の
)
りまして、
長
(
なが
)
い
長
(
なが
)
い
中仙道
(
なかせんだう
)
の
街道
(
かいだう
)
を
晝
(
ひる
)
も
夜
(
よる
)
も
乘
(
の
)
りつゞけに
乘
(
の
)
つて
行
(
い
)
きました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
中仙道
(
なかせんだう
)
熊谷
(
くまがや
)
を、午後の六時廿分に発したる上武鉄道の終列車は、七時廿六分に
波久礼
(
はくれ
)
駅に着きぬ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
立て其夜は
姫路
(
ひめぢ
)
に
泊
(
とま
)
り三日にて大坂へ着せしかども江戸へ
下
(
くだ
)
る心
頻
(
しき
)
りなれば暫しも
止
(
とゞま
)
らず東海道は人目
繁
(
しげ
)
ければ若や岡山の人に
逢
(
あひ
)
もせば
面倒
(
めんだう
)
なり
木曾路
(
きそぢ
)
より
中仙道
(
なかせんだう
)
を行に
如
(
し
)
く事なしと路次を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
沓掛
(
くつかけ
)
まで
行
(
い
)
きましたら、やうやくその
邊
(
へん
)
から
中仙道
(
なかせんだう
)
を
通
(
かよ
)
ふ
乘合馬車
(
のりあひばしや
)
がありました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
隱しませう
其品
(
そのしな
)
は
葬禮
(
さうれい
)
の時の
納
(
をさ
)
め物なれども
然樣
(
さやう
)
申上なば御
疑
(
うたが
)
ひが
懸
(
かゝ
)
らうかと存じ
重代
(
ぢうだい
)
の品と申上しかど
實
(
じつ
)
は
死人
(
しにん
)
の
納
(
をさ
)
め物なりと申ければ役人
扨々
(
さて/\
)
爾
(
なん
)
ぢは不屆き者なり此脇差は
中仙道
(
なかせんだう
)
鴻の巣の鎌倉屋金兵衞と云者の
所持
(
しよぢ
)
の品にて其子分なる
練馬
(
ねりま
)
藤
(
とう
)
兵衞と云者に
貸遣
(
かしつかは
)
したる脇差なり然る所其
後
(
ご
)
右
(
みぎ
)
藤兵衞
等
(
ら
)
外
(
ほか
)
二人の
行衞
(
ゆくゑ
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
仙
常用漢字
中学
部首:⼈
5画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風