“なかせんだう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中仙道80.0%
中山道20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中仙道なかせんだう熊谷くまがやを、午後の六時廿分に発したる上武鉄道の終列車は、七時廿六分に波久礼はくれ駅に着きぬ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
立て其夜は姫路ひめぢとまり三日にて大坂へ着せしかども江戸へくだる心しきりなれば暫しもとゞまらず東海道は人目しげければ若や岡山の人にあひもせば面倒めんだうなり木曾路きそぢより中仙道なかせんだうを行にく事なしと路次を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いでたる目には何事も都めくにことに此の橋力はしりきといふは中山道なかせんだう第一といふべき評判の上旅籠屋じやうはたごやにて座敷も廣く取扱ひも屆き酒もよく肴もよし近年料理屋より今の業に轉じ專心一意の勉強に斯く繁昌を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)