トップ
>
へた
ふりがな文庫
“へた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
下手
86.3%
蔕
7.0%
拙
4.3%
下拙
0.5%
戸田
0.5%
拙手
0.5%
厴
0.3%
凹
0.3%
平
0.3%
蒂
0.3%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下手
(逆引き)
「いよ/\以つてお前とは附き合ひたくないよ。人の女房に惚れて、
下手
(
へた
)
な碁などを打ちに通ふとは、何といふ間拔な
深草
(
ふかくさ
)
の少將だ」
銭形平次捕物控:230 艶妻伝
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
へた(下手)の例文をもっと
(50作品+)
見る
蔕
(逆引き)
すべすべとふくれてしかも
出臍
(
でべそ
)
という
奴
(
やつ
)
、
南瓜
(
かぼちゃ
)
の
蔕
(
へた
)
ほどな
異形
(
いぎょう
)
な者を片手でいじくりながら
幽霊
(
ゆうれい
)
の手つきで、片手を宙にぶらり。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
へた(蔕)の例文をもっと
(28作品)
見る
拙
(逆引き)
イヤ、思はず識らずウツケ千萬な、ヌカリ切つて
拙
(
へた
)
た石を下しさうな事では有るまいか。數學の問題が解決出來ぬどころでは無い。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
へた(拙)の例文をもっと
(17作品)
見る
▼ すべて表示
下拙
(逆引き)
「そんなに姉さんが恋しいの。人形のお話は、私も聞いて泣いていました。ほんとうに貴下、そんなじゃ
情婦
(
いろ
)
は出来ない。口説くのは
下拙
(
へた
)
だし、お
金子
(
かね
)
は無さそうだし、」
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
へた(下拙)の例文をもっと
(2作品)
見る
戸田
(逆引き)
戸田
(
へた
)
近く、汽船は断崖にひたひたと沿うて走る。切りそいだ崖の根がたにどばんどばんと浪の打ちあげている所もあり、またその根に狭く荒い石原があってそれに白々と寄せている所もある。
みなかみ紀行
(新字新仮名)
/
若山牧水
(著)
へた(戸田)の例文をもっと
(2作品)
見る
拙手
(逆引き)
多分
(
たぶん
)
、
口
(
くち
)
まねが
拙手
(
へた
)
なので、だらうとおもひまして、それからと
言
(
い
)
ふものは
滅茶苦茶
(
めちやくちや
)
にしやべり
續
(
つゞ
)
けました。
叱
(
しか
)
られれば
叱
(
しか
)
られるほどしやべりました。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
へた(拙手)の例文をもっと
(2作品)
見る
厴
(逆引き)
ベーカーの説に、かかる
厴
(
へた
)
紅海にも産し、ある海藻とともに諸香に合せ婦女の身を
燻
(
ふす
)
ぶると、猫に
天蓼
(
またたび
)
ほど男子を惹き
密
(
つ
)
くる由。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
その頃まで邦産なしと心得輸入品を用いおったが、ようやく右の地で捜し出たらしく、古人苦辛のほど察すべし。この
厴
(
へた
)
ばかり
焼
(
た
)
けば
臭
(
かざ
)
悪
(
あ
)
しきも、衆香に
雑
(
まじ
)
えて焼かば芳を
益
(
ま
)
し合香に必須だ。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
へた(厴)の例文をもっと
(1作品)
見る
凹
(逆引き)
文句
(
もんく
)
は
色々
(
いろ/\
)
に
變
(
か
)
へて、
或
(
あるひ
)
は
強
(
つよ
)
く、
或
(
あるひ
)
は
弱
(
よわ
)
く、
或
(
あるひ
)
は
罵
(
のゝし
)
り、
或
(
あるひ
)
はふざけ、
種々樣々
(
しゆ/″\さま/″\
)
の
事
(
こと
)
を
書
(
か
)
いてやつた。
中途
(
ちうと
)
で
凹
(
へた
)
たれては
全
(
まつた
)
く
敵
(
てき
)
に
降伏
(
かうふく
)
する
譯
(
わけ
)
だから、
例
(
れい
)
の
持藥
(
ぢやく
)
のつもりで
毎日
(
まいにち
)
書
(
か
)
いた。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
へた(凹)の例文をもっと
(1作品)
見る
平
(逆引き)
此の人間の気が、ほとぼりに成つて
通
(
かよ
)
つたと見える。ぐたりと
蛙
(
かえる
)
を
潰
(
つぶ
)
したやうに、手足を張つて
平
(
へた
)
ばつて居た
狂気武士
(
きちがいざむらい
)
が、びくりとすると、むくと起きた。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
へた(平)の例文をもっと
(1作品)
見る
蒂
(逆引き)
中身に縦横
格子形
(
こうしがた
)
に筋をつけ、なるべく底を
疵附
(
きずつ
)
けぬようにして、そこへ
好
(
よ
)
い油を少し引き、網を乗せた炭火にかけ、煮立ち始めると、
蒂
(
へた
)
を左の指で持って、
箸
(
はし
)
で廻りからそろそろ
剥
(
はが
)
します。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
へた(蒂)の例文をもっと
(1作品)
見る
“へた”の意味
《名詞:蔕》
へた【蔕, 蒂】
柿などの果実についている萼。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
まづ
まず
げしゅ
げしゆ
げす
げて
したて
したで
ほぞ
へぼ