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したで
ふりがな文庫
“したで”の漢字の書き方と例文
語句
割合
下手
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下手
(逆引き)
相手が
下手
(
したで
)
から出ると、ついホロリとしてしまふ瑠璃子であつたが相手が正面からかゝつて呉れゝば、一足だつて踏み退く彼女ではなかつた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
それでいて
婦人
(
おんな
)
はいつも
下手
(
したで
)
に就いて、無理も
御道理
(
ごもっとも
)
にして通さねばならないという、そんな勘定に合わないことッちゃあ、あるもんじゃない。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
重吉はかつて
我儘
(
わがまま
)
で身の
修
(
おさま
)
らない年上の女と
同棲
(
どうせい
)
した時の経験もあるので、
下手
(
したで
)
に出て女をあやなすことには
馴
(
な
)
れている。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
したで(下手)の例文をもっと
(31作品)
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