トップ
>
厴
>
へた
ふりがな文庫
“
厴
(
へた
)” の例文
ベーカーの説に、かかる
厴
(
へた
)
紅海にも産し、ある海藻とともに諸香に合せ婦女の身を
燻
(
ふす
)
ぶると、猫に
天蓼
(
またたび
)
ほど男子を惹き
密
(
つ
)
くる由。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
その頃まで邦産なしと心得輸入品を用いおったが、ようやく右の地で捜し出たらしく、古人苦辛のほど察すべし。この
厴
(
へた
)
ばかり
焼
(
た
)
けば
臭
(
かざ
)
悪
(
あ
)
しきも、衆香に
雑
(
まじ
)
えて焼かば芳を
益
(
ま
)
し合香に必須だ。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
厴
部首:⼚
19画