“いそが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
76.5%
11.2%
多忙9.5%
0.6%
0.6%
0.6%
0.6%
連忙0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘次畦間りあげてそれから自分しく大豆めた。勘次間懶つこいおつぎのもとををひよつといた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
と答へたが、其顔に言ふ許りなき感謝のへて、『一寸。』と智恵子に会釈して立つ。しく涙を拭つて、隔ての障子を開けた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
夕飯の後、蓮華寺では説教の準備を為るので多忙しかつた。昔からの習慣として、定紋つけた大提灯がいくつとなく取出された。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
コレサ音吉殿大分しさうだが何所へ行のだと尋ぬれば音吉は振返り今日は大旦那が關宿の庄右衞門樣の方へ米の代金を取に參られますゆゑ是から
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
して行ますと云ば重四郎夫では今夜は大かたりであらうと云に音吉明日仲間寄合が有からくとも是非今夜は御歸りで御座りますとながらしさうに走り見送りて重四郎は大いに悦び獨り心に點頭い/\今夜利根川堤待伏して穀平が歸りを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その内に紳士の一行がドロドロと此方を指して来る容子を見て、お政は茫然としていたお勢の袖をわしく曳揺かして疾歩外面へ立出で、路傍鵠在で待合わせていると
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
文三は耳をてた。わしく縁側を通る人の足音がして、暫らくすると梯子段の下で洋燈をどうとかこうとか云うお鍋の声がしたが、それから後は粛然として音沙汰をしなくなった。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
この間うちは何処を歩いてゐたのか、仕事の支度のために出かけたといふにしては余り長過ぎた! などといふ訊問が皆の口から始まらうとしたのを打ち払つて私は、しくせきたてた。
熱い風 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
黄金丸はを進め、「こは耳寄りなることかな、その医師とは何処ぞ」ト、連忙はしく問へば、鷲郎はへて、「さればよ。某今日里に遊びて、古き友達に邂逅ひけるが。 ...
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)