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あわた
ふりがな文庫
“あわた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
慌
47.6%
遽
23.8%
粟田
11.9%
忙
4.8%
惶
4.8%
泡立
4.8%
周章
2.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慌
(逆引き)
晴衣をたたまずに枕許に脱ぎ棄てたままで寝るというところに、春の遊楽に耽っている
慌
(
あわた
)
だしい趣もあるし、ややしまりのないような濃艶な趣もある。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
あわた(慌)の例文をもっと
(20作品)
見る
遽
(逆引き)
二年の
後
(
のち
)
には、
遽
(
あわた
)
だしく往返する
牽挺
(
まねき
)
が
睫毛
(
まつげ
)
を
掠
(
かす
)
めても、絶えて瞬くことがなくなった。彼はようやく機の下から
匍出
(
はいだ
)
す。
名人伝
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
あわた(遽)の例文をもっと
(10作品)
見る
粟田
(逆引き)
『
鼻取相撲
(
はなとりすもう
)
』や『文相撲』などに登場する大名と来た日には、力の弱い骨頂で、『
栗焼
(
くりやき
)
』『太刀はい』『
粟田
(
あわた
)
口』『あかがり』などへ現われて来る、お大名衆と来た日には
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
あわた(粟田)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
忙
(逆引き)
お神さんと
忙
(
あわた
)
だしく台所先で小女が呼んだので、何だねと
談話
(
はなし
)
半分で女房が立って行ったを幸いに、逃げるように貞之進は
戸外
(
おもて
)
へ出て、巻煙草を置忘れたことに気が附いたが
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
あわた(忙)の例文をもっと
(2作品)
見る
惶
(逆引き)
廊下に
惶
(
あわた
)
だしい人の足音、ガラリと開く襖、そして、ヌッと現われたのは、さい前立去ったばかりの岡田道彦の、不気味にも殺気走った顔であった。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
あわた(惶)の例文をもっと
(2作品)
見る
泡立
(逆引き)
今日汽車の内なる
彼女
(
かれ
)
の
苦悩
(
くるしみ
)
は見るに忍びざりき、かく言いて二郎は
眉
(
まゆ
)
をひそめ、杯をわれにすすめぬ。
泡立
(
あわた
)
つ杯は月の光に凝りて
琥珀
(
こはく
)
の
珠
(
たま
)
のようなり。二郎もわれもすでに耳熱し気
昂
(
あが
)
れり。
おとずれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
あわた(泡立)の例文をもっと
(2作品)
見る
周章
(逆引き)
三人の山賊は
周章
(
あわた
)
だしく張りボテを頭に冠ったが、そのままあたかも消えるように、室から外へ出て行った。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
あわた(周章)の例文をもっと
(1作品)
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