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泡立
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あわた
ふりがな文庫
“
泡立
(
あわた
)” の例文
コンスタアブルは湿気の状を描き得たれども暴風の狂猛を捉ふる事
能
(
あたわ
)
ず、然るに北斎にあつては
風勢
(
ふうせい
)
のいかに水を
泡立
(
あわた
)
たせ樹木を傾倒しまた人馬を驚かすかを知れり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
今日汽車の内なる
彼女
(
かれ
)
の
苦悩
(
くるしみ
)
は見るに忍びざりき、かく言いて二郎は
眉
(
まゆ
)
をひそめ、杯をわれにすすめぬ。
泡立
(
あわた
)
つ杯は月の光に凝りて
琥珀
(
こはく
)
の
珠
(
たま
)
のようなり。二郎もわれもすでに耳熱し気
昂
(
あが
)
れり。
おとずれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
泡
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“泡”で始まる語句
泡
泡沫
泡盛
泡鳴
泡雪
泡沫夢幻
泡食
泡斎
泡吹
泡咲