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いそがし
ふりがな文庫
“いそがし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
忙
55.6%
多忙
22.2%
繁忙
11.1%
鞅掌
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忙
(逆引き)
蟻
(
あり
)
は甘きに集まり、人は新しきに集まる。文明の民は劇烈なる
生存
(
せいそん
)
のうちに
無聊
(
ぶりょう
)
をかこつ。立ちながら三度の食につくの
忙
(
いそがし
)
きに
堪
(
た
)
えて、路上に
昏睡
(
こんすい
)
の病を
憂
(
うれ
)
う。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いそがし(忙)の例文をもっと
(5作品)
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多忙
(逆引き)
「つい、
多忙
(
いそがし
)
くッて手紙を書く暇も無いもんだから」
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
いそがし(多忙)の例文をもっと
(2作品)
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繁忙
(逆引き)
其頃もう小皺が額に寄つてゐて、持病の胃弱の
所為
(
せゐ
)
か、
膚
(
はだ
)
は
全然
(
まるで
)
光沢
(
つや
)
がなかつた。
繁忙
(
いそがし
)
続きの揚句は、屹度一日枕についたものである。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
いそがし(繁忙)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
鞅掌
(逆引き)
翌朝に至りて
両人
(
ふたり
)
の者は始めて顔を合わせる。文三はお勢よりは気まりを悪がッて口数をきかず、この夏の事務の
鞅掌
(
いそがし
)
さ、暑中休暇も取れぬので
匆々
(
そうそう
)
に出勤する。十二時頃に帰宅する。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
いそがし(鞅掌)の例文をもっと
(1作品)
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