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『さるのこしかけ』
ふりがな文庫
『
さるのこしかけ
(
)
』
楢夫は夕方、裏の大きな栗の木の下に行きました。その幹の、丁度楢夫の目位高い所に、白いきのこが三つできていました。まん中のは大きく、両がわの二つはずっと小さく、そして少し低いのでした。 楢夫は、じっとそれを眺めて、ひとりごとを言いました。 「 …
著者
宮沢賢治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
狭
(
せも
)
疋
(
びき
)
出
(
い
)
敵
(
かな
)
響
(
ひび
)
楢夫
(
ならお
)
捕虜
(
ほりょ
)
誰
(
だれ
)
突然
(
とつぜん
)
歳
(
さい
)
見込
(
みこみ
)
扱
(
あつか
)
腰掛
(
こしか
)
煙突
(
えんとつ
)
疲
(
つか
)
爪立
(
つまだ
)
猿
(
さる
)
眼
(
め
)
点
(
つ
)
灯
(
ひ
)
沢山
(
たくさん
)
殊
(
こと
)
此処
(
ここ
)
栗
(
くり
)
明地
(
あきち
)
腰
(
こし
)
髪
(
かみ
)
駈
(
か
)
面白
(
おもしろ
)
這
(
は
)
身体
(
からだ
)
語
(
ことば
)
覚悟
(
かくご
)
膝
(
ひざ
)
癖
(
くせ
)
胴上
(
どうあ
)
肩車
(
かたぐるま
)
肩章
(
けんしょう
)
縛
(
しば
)
種山
(
たねやま
)
撲
(
なぐ
)
眺
(
なが
)
眩
(
まぶ
)
倒
(
たお
)
只今
(
ただいま
)
又
(
また
)
原
(
はら
)
却
(
かえ
)
勲章
(
くんしょう
)
判
(
わか
)
列
(
なら
)
処
(
ところ
)
僕
(
ぼく
)
叫
(
さけ
)
俺
(
おれ
)
余程
(
よほど
)
今頃
(
いまごろ
)
互
(
たがい
)
云
(
い
)
丁寧
(
ていねい
)
一緒
(
いっしょ
)
一杯
(
いっぱい
)
廻
(
まわ
)
一寸
(
ちょっと
)
提
(
さ
)
振
(
ふ
)
抜
(
ぬ
)
我慢
(
がまん
)
愕
(
おどろ
)
怒
(
おこ
)
忽
(
たちま
)
強情
(
ごうじょう
)
昇
(
のぼ
)
座
(
すわ
)
巨
(
おお
)
尋
(
たず
)
宜
(
よろ
)
威張
(
いば
)
壁
(
かべ
)
塔
(
とう
)
呆
(
あき
)