トップ
>
発達
>
はったつ
ふりがな文庫
“
発達
(
はったつ
)” の例文
旧字:
發達
なぜなら、
彼
(
かれ
)
は
大
(
おお
)
きな
都会
(
とかい
)
ほど、
文化
(
ぶんか
)
が
発達
(
はったつ
)
し、
芸術
(
げいじゅつ
)
が
盛
(
さか
)
んであり、それによって
自分
(
じぶん
)
を
成長
(
せいちょう
)
させることができると
考
(
かんが
)
えたからです。
しいたげられた天才
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
怪物
(
かいぶつ
)
でなくて、なんだろう?
科学
(
かがく
)
が
発達
(
はったつ
)
した、いまの世の中に、
東洋
(
とうよう
)
の
忍術使
(
にんじゅつつか
)
いじゃあるまいし、
姿
(
すがた
)
がみえない
人間
(
にんげん
)
がいるなんて、これは、たしかに
変
(
へん
)
だ。
奇怪
(
きかい
)
だ!
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
その反対にかの女のちえはなみはずれた
程度
(
ていど
)
に
発達
(
はったつ
)
した。かの女はなんでもわかるらしかった。でもその
愛
(
あい
)
らしくって、活発で
優
(
やさ
)
しい
気質
(
きしつ
)
が、うちじゅうの者に
好
(
す
)
かれていた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
妻
(
つま
)
などはそれをすこしうまく
発達
(
はったつ
)
したものであろうと、主人は考えている。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
博雄は、数学や物理などに、理解力が
発達
(
はったつ
)
しているようだ。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
▼ もっと見る
そうなれば、
戦争
(
せんそう
)
は、なくなってしまうかもしれないが、なんといっても
怖
(
おそ
)
ろしいことだ。あまり
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
がこういう
方面
(
ほうめん
)
にばかり
発達
(
はったつ
)
すると、
神
(
かみ
)
も、
仏
(
ほとけ
)
もなくなってしまう。
おばあさんとツェッペリン
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
糟谷
(
かすや
)
はでるたびにいく
先
(
さき
)
ざきで、村の青年らを
集
(
あつ
)
め、
農耕改良
(
のうこうかいりょう
)
はかならず
畜産
(
ちくさん
)
の
発達
(
はったつ
)
にともなうべき
理由
(
りゆう
)
などを
説
(
と
)
き、文明の農業は
耕牧兼行
(
こうぼくけんこう
)
でなければならぬということなどをしきりに
説
(
と
)
き
聞
(
き
)
かせ
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
広い青空の下に
困難
(
こんなん
)
な生活を
続
(
つづ
)
けているあいだに、わたしの手足は強くなり、
肺臓
(
はいぞう
)
は
発達
(
はったつ
)
し、
皮膚
(
ひふ
)
は
厚
(
あつ
)
くなり、ちょうどかぶとをかぶったように寒さをも暑さをもしのぐことができるようになった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
自分
(
じぶん
)
が
他
(
ひと
)
より
勝
(
すぐ
)
れた
働
(
はたら
)
きがあったら、ますますそれを
発達
(
はったつ
)
させるのだ。
私
(
わたし
)
は、おまえにもっといい
笛
(
ふえ
)
をやろうと
思
(
おも
)
って
持
(
も
)
ってきたが、あの
笛
(
ふえ
)
を
私
(
わたし
)
に
返
(
かえ
)
さなけりゃこの
笛
(
ふえ
)
は
渡
(
わた
)
されない。
どこで笛吹く
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「まず、だめだな。しかし、
君
(
きみ
)
はたいへん
熱心
(
ねっしん
)
だから、せめて、
耳
(
みみ
)
だけなりと
発達
(
はったつ
)
させるといい。
僕
(
ぼく
)
も、
君
(
きみ
)
のことは
考
(
かんが
)
えておこうよ。」と、
人
(
ひと
)
のいい
先生
(
せんせい
)
は、まずしげな
少年
(
しょうねん
)
をあわれみながら
しいたげられた天才
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
達
常用漢字
小4
部首:⾡
12画
“発”で始まる語句
発
発見
発句
発作
発心
発矢
発奮
発止
発足
発起