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ぶんじん
ふりがな文庫
“
文人
(
ぶんじん
)” の例文
この『北越雪譜』の著者鈴木牧之
翁
(
おう
)
は、越後の
塩沢
(
しおざわ
)
の商人で、時々商用で上京した時に当時のいわゆる
文人
(
ぶんじん
)
雅客
(
がかく
)
と
交
(
まじわ
)
りを結んではいたものの
語呂の論理
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
余
(
よ
)
六十一
還暦
(
くわんれき
)
の時年賀の
書画
(
しよぐわ
)
を
集
(
あつ
)
む。
吾国
(
わがくに
)
はさらなり、諸国の
文人
(
ぶんじん
)
三
都
(
と
)
の
名家
(
めいか
)
妓女
(
きぢよ
)
俳優
(
はいいう
)
来舶清人
(
らいはくせいひと
)
の一
絶
(
ぜつ
)
をも
得
(
え
)
たり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
世の
文人
(
ぶんじん
)
墨客
(
ぼっかく
)
多くこれらの地に到り佳句を得ざるを嘆ずる者
比々
(
ひひ
)
これなり。これけだし美術文学を解せざるの致す所か。富士山の形は一般の場合において美術的ならず。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
文藝
(
ぶんげい
)
にも
哲學
(
てつがく
)
にも
縁
(
ゑん
)
のない
彼等
(
かれら
)
は、
此
(
この
)
味
(
あぢ
)
を
舐
(
な
)
め
盡
(
つく
)
しながら、
自分
(
じぶん
)
で
自分
(
じぶん
)
の
状態
(
じやうたい
)
を
得意
(
とくい
)
がつて
自覺
(
じかく
)
する
程
(
ほど
)
の
知識
(
ちしき
)
を
有
(
も
)
たなかつたから、
同
(
おな
)
じ
境遇
(
きやうぐう
)
にある
詩人
(
しじん
)
や
文人
(
ぶんじん
)
などよりも、
一層
(
いつそう
)
純粹
(
じゆんすゐ
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
近代日本
(
きんだいにほん
)
のこの
優
(
すぐ
)
れた
文人
(
ぶんじん
)
の
筆
(
ふで
)
に
初
(
はじ
)
めて
麻雀
(
マアジヤン
)
のことが
書
(
か
)
かれたといふのは
不思議
(
ふしぎ
)
な
因縁
(
いんねん
)
とも
言
(
い
)
ふべきで、カフエ・プランタンで
初
(
はじ
)
めて
麻雀
(
マアジヤン
)
を
遊
(
あそ
)
んだ
人達
(
ひとたち
)
に
文人
(
ぶんじん
)
、
畫家
(
ぐわか
)
が
多
(
おほ
)
かつたといふのと
相俟
(
あひま
)
つて
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
▼ もっと見る
文人
(
ぶんじん
)
の決闘
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
余
(
よ
)
六十一
還暦
(
くわんれき
)
の時年賀の
書画
(
しよぐわ
)
を
集
(
あつ
)
む。
吾国
(
わがくに
)
はさらなり、諸国の
文人
(
ぶんじん
)
三
都
(
と
)
の
名家
(
めいか
)
妓女
(
きぢよ
)
俳優
(
はいいう
)
来舶清人
(
らいはくせいひと
)
の一
絶
(
ぜつ
)
をも
得
(
え
)
たり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此
妓
(
ぎ
)
どもを
養
(
やしな
)
ふ
主人
(
あるじ
)
もこゝに
来
(
きた
)
り
居
(
ゐ
)
て、
従
(
したがへた
)
る料理人に
具
(
ぐ
)
したる
魚菜
(
ぎよさい
)
を
調味
(
ていみ
)
させてさらに
宴
(
えん
)
を
開
(
ひら
)
く。
是主人
(
このあるじ
)
俗中
(
ぞくちゆう
)
に
雅
(
が
)
を
挾
(
さしはさん
)
で
恒
(
つね
)
に
文人
(
ぶんじん
)
を
推慕
(
したふ
)
ゆゑに、
是
(
この
)
日もこゝに
来
(
きた
)
りて
余
(
よ
)
に
面識
(
めんしき
)
するを
岩居
(
がんきよ
)
に
約
(
やく
)
せしとぞ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此
妓
(
ぎ
)
どもを
養
(
やしな
)
ふ
主人
(
あるじ
)
もこゝに
来
(
きた
)
り
居
(
ゐ
)
て、
従
(
したがへた
)
る料理人に
具
(
ぐ
)
したる
魚菜
(
ぎよさい
)
を
調味
(
ていみ
)
させてさらに
宴
(
えん
)
を
開
(
ひら
)
く。
是主人
(
このあるじ
)
俗中
(
ぞくちゆう
)
に
雅
(
が
)
を
挾
(
さしはさん
)
で
恒
(
つね
)
に
文人
(
ぶんじん
)
を
推慕
(
したふ
)
ゆゑに、
是
(
この
)
日もこゝに
来
(
きた
)
りて
余
(
よ
)
に
面識
(
めんしき
)
するを
岩居
(
がんきよ
)
に
約
(
やく
)
せしとぞ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“文人”の解説
文人(ぶんじん)とは、中国の伝統社会に生じたひとつの人間類型であり、「学問を修め文章をよくする人」の意である。なお、書家や画家を表す「墨客」(ぼっきゃく)を合わせて、「文人墨客」ということもある。
(出典:Wikipedia)
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“文人”で始まる語句
文人墨客
文人画
文人畫
文人部
文人趣味