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敗
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はい
ふりがな文庫
“
敗
(
はい
)” の例文
景隆が大軍功無くして、退いて
徳州
(
とくしゅう
)
に屯す。黄子澄
其
(
その
)
敗
(
はい
)
を奏せざるを
以
(
もっ
)
て、十二月に至って
却
(
かえ
)
って景隆に
太子
(
たいし
)
太師
(
たいし
)
を加う。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
今まではとにかくに
敗
(
はい
)
も取らずに来たが、次の戦いはどうであるか、
数
(
すう
)
より
推
(
お
)
せば、我が軍はとうてい北軍に比し
難
(
がた
)
い。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
(六六)
周澤
(
しうたく
)
未
(
いま
)
だ
渥
(
あつ
)
からざるに、
而
(
しか
)
も
(六七)
語
(
ご
)
極
(
きは
)
めて
知
(
ち
)
なれば、
説
(
せつ
)
行
(
おこな
)
はれて
功
(
こう
)
有
(
あ
)
るときは
則
(
すなは
)
ち
(六八)
徳
(
とく
)
亡
(
な
)
く、
説
(
せつ
)
行
(
おこな
)
はれずして
敗
(
はい
)
有
(
あ
)
るときは
則
(
すなは
)
ち
疑
(
うたが
)
はれん、
是
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
き
者
(
もの
)
は
身
(
み
)
危
(
あやふ
)
し。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
僕
(
ぼく
)
先づ出
陣
(
ぢん
)
に及んで何と四
勝
(
せう
)
一
敗
(
はい
)
、すつかり得
意
(
い
)
になつてゐると、つい二三日前には口
惜
(
や
)
しさの
腹
(
はら
)
癒
(
い
)
やさんずと
向
(
むか
)
うから來
戰
(
せん
)
に及んで何と三
敗
(
はい
)
一
勝
(
せう
)
、物の見事に
復讐
(
ふくしう
)
されてしまつた。
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
いわんや
必勝
(
ひっしょう
)
を
算
(
さん
)
して
敗
(
はい
)
し、
必敗
(
ひっぱい
)
を期して
勝
(
か
)
つの事例も少なからざるにおいてをや。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
▼ もっと見る
「ば、ばかな……」と
呼延灼
(
こえんしゃく
)
は耳もかさず「——そんなわけはない。乱軍の誤認だろう。一頭一頭
鎖甲
(
くさりよろい
)
で馬体をかためている
連環
(
れんかん
)
の鉄騎が、そんな無造作な
敗
(
はい
)
をとるわけがあるものか」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ま、
敗
(
はい
)
殘の人さな。俺の
阿母
(
おふくろ
)
も然うだツたが、
當
(
こ
)
家の
母娘
(
おやこ
)
だツて然うよ。昔は何うの此うのと蟲の好い熱を吹いてゐるうちに、文明の皮を被てゐる田舎者に
征服
(
せいふく
)
されて、體も心も腐らして了ふんだ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
親
(
しん
)
を
洽
(
あまね
)
くし衆を和するも、
恒
(
つね
)
に
斯
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
てし、
禍
(
わざわい
)
を造り
敗
(
はい
)
をおこすも、
恒
(
つね
)
に
斯
(
ここ
)
に於てす、其
悪
(
あく
)
に懲り、以て善に
趨
(
はし
)
り、其儀を
慎
(
つつし
)
むを
尚
(
たっと
)
ぶ、といえり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“敗(
敗戦
)”の解説
敗戦(はいせん)は、争いごと・勝負・スポーツの試合などに負けること。
(出典:Wikipedia)
敗
常用漢字
小4
部首:⽁
11画
“敗”を含む語句
失敗
成敗
腐敗
勝敗
大失敗
敗亡
敗北
敗荷
敗軍
優勝劣敗
敗績
酸敗
零敗
敗戦
敗滅
打敗
敗壊
敗者
敗餒
敗醤花
...