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手網
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であみ
ふりがな文庫
“
手網
(
であみ
)” の例文
○
当川
(
あてかは
)
(三角なるあみにてとるをいふ)○
追
(
お
)
ひ川(水中に
杭
(
くひ
)
をたてあみをはり、さほにて水をうちさけをおひこむ)○四ツ
手網
(
であみ
)
(他国におなじ)○
金鍵
(
かなかぎ
)
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
けれども、
次第
(
しだい
)
に
畜生
(
ちくしやう
)
、
横領
(
わうりやう
)
の
威
(
ゐ
)
を
奮
(
ふる
)
つて、
宵
(
よひ
)
の
内
(
うち
)
からちよろりと
攫
(
さら
)
ふ、
漁
(
すなど
)
る
後
(
あと
)
から
嘗
(
な
)
めて
行
(
ゆ
)
く……
見
(
み
)
る/\
四
(
よ
)
つ
手網
(
であみ
)
の
網代
(
あじろ
)
の
上
(
うへ
)
で、
腰
(
こし
)
の
周囲
(
まはり
)
から
引奪
(
ひつたく
)
る。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
近づくものは
一人
(
ひとり
)
残らずその美しい
四
(
よ
)
つ
手網
(
であみ
)
にからめ取った。葉子の心は知らず知らず残忍になっていた。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
然
(
さ
)
ればな……いや
口
(
くち
)
の
減
(
へ
)
らぬ
老爺
(
ぢゞい
)
、
身勝手
(
みがつて
)
を
言
(
い
)
ふが、
一理
(
いちり
)
ある。——
処
(
ところ
)
でな、あの
晩
(
ばん
)
四
(
よ
)
つ
手網
(
であみ
)
の
番
(
ばん
)
をしたが
悪縁
(
あくえん
)
ぢや、
御身
(
おみ
)
が
言
(
い
)
ふ
通
(
とほ
)
り
色恋
(
いろこひ
)
の
捌
(
さばき
)
を
頼
(
たの
)
まれた
事
(
こと
)
と
思
(
おも
)
へ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其
(
そ
)
の
気勢
(
けはひ
)
が、やがて
昼間
(
ひるま
)
見
(
み
)
た
天守
(
てんしゆ
)
の
棟
(
むね
)
の
上
(
うへ
)
に
着
(
つ
)
いた
程
(
ほど
)
に、ドヽンと
凄
(
すご
)
い
音
(
おと
)
がして、
足代
(
あじろ
)
に
乗
(
の
)
つた
目
(
め
)
の
下
(
した
)
、
老人
(
らうじん
)
が
沈
(
しづ
)
めて
去
(
い
)
つた
四
(
よ
)
つ
手網
(
であみ
)
の
真中
(
まんなか
)
あたりへ、したゝかな
物
(
もの
)
の
落
(
お
)
ちた
音
(
おと
)
。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
網
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭