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わがくに
ふりがな文庫
“
我国
(
わがくに
)” の例文
旧字:
我國
今度のアメリカの原子爆弾の研究費二十億
弗
(
ドル
)
と
較
(
くら
)
べては恥ずかしい話であるが、当時の
我国
(
わがくに
)
としてはそれでも破天荒なことであった。
原子爆弾雑話
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
我国
(
わがくに
)
にては地中の
水気
(
すゐき
)
雪のために
発動
(
うごか
)
ざるにや、雪中には雨まれ也、春はことさら也。それゆゑ
件
(
くだん
)
のごとく日にさらす
晴
(
はれ
)
のつゞく事あり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
その事実を
記
(
しる
)
さんに、外国公使中にて
最初
(
さいしょ
)
日本人に
親
(
した
)
しかりしは米公使タオンセント・ハリスにして、ハリスは真実
好意
(
こうい
)
を以て
我国
(
わがくに
)
に対したりしも
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
古来
我国
(
わがくに
)
の婚礼は、愛のためにせずして社会のためにす。
奉儒
(
ほうじゆ
)
の国は子孫なからざるべからずと命ずるに因れり。
愛と婚姻
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
我国
(
わがくに
)
木版術の精巧は春画を
措
(
お
)
きて他に看るべからず。
毛刻
(
けぼ
)
りは鼠の歯を以てなすものなりといふ。されど記者いまだ真偽を確めしにあらず。かかる事は確めざるをよしとす。
猥褻独問答
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
あのようなものを
見
(
み
)
せるのはいと
容易
(
たやす
)
いがただ
我国
(
わがくに
)
の
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
として、一
切
(
さい
)
方便
(
ほうべん
)
は
使
(
つか
)
わぬことにしてある……。そなたはただ
一人
(
ひとり
)
この
道場
(
どうじょう
)
に
住
(
す
)
むことを
心細
(
こころぼそ
)
いと
思
(
おも
)
うてはならぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
万葉集は
我国
(
わがくに
)
の大切な歌集で、誰でも読んで好いものとおもうが、何せよ歌の数が四千五百有余もあり、一々注釈書に当ってそれを読破しようというのは並大抵のことではない。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
丁度その頃は真空管が
我国
(
わがくに
)
でも実用化されかけて来た時であったし、それにM君の
親戚
(
しんせき
)
に当る関西の
或
(
あ
)
る大会社でもその方面に力を入れようとしていたので
寺田先生の追憶:――大学卒業前後の思い出――
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
我国
(
わがくに
)
頸城郡
(
くびきこほり
)
米山
(
よねやま
)
の
麓
(
ふもと
)
に
医王山
(
いわうさん
)
米山寺
(
べいさんじ
)
は和同年中の
創草
(
さう/\
)
なり。山のいたゞきに薬師堂あり、山中女人を
禁
(
きん
)
ず。此米山の腰を米山
嶺
(
たふげ
)
とて越後北海の
駅路
(
えきろ
)
なり、此
辺
(
ほとり
)
古跡
(
こせき
)
多し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
謙三郎もまた
我国
(
わがくに
)
徴兵の令に因りて、予備兵の籍にありしかば、一週日以前既に
一度
(
ひとたび
)
聯隊に入営せしが、その月その日の
翌日
(
あくるひ
)
は、旅団戦地に発するとて、
親戚
(
しんせき
)
父兄の心を察し
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
畏
(
おそ
)
れ
多
(
おお
)
くはございますが、
我国
(
わがくに
)
の
御守護神
(
ごしゅごしん
)
であらせられる
邇々藝命様
(
ににぎのみことさま
)
を
始
(
はじ
)
め
奉
(
たてまつ
)
り、
邇々藝命様
(
ににぎのみことさま
)
に
随
(
したが
)
って
降臨
(
こうりん
)
された
天児屋根命
(
あまのこやねのみこと
)
、
天太玉命
(
あまのふとだまのみこと
)
などと
申
(
もう
)
す
方々
(
かたがた
)
も、
何
(
いず
)
れも
皆
(
みな
)
そうした
生神様
(
いきがみさま
)
で
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
第三の方法は一番良い方法であるが、現在の
我国
(
わがくに
)
では行われない方法である。それは世界的に見て本当に一流の学者に通俗科学の本を書いてもらうことである。
科学と文化
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
我国
(
わがくに
)
頸城郡
(
くびきこほり
)
米山
(
よねやま
)
の
麓
(
ふもと
)
に
医王山
(
いわうさん
)
米山寺
(
べいさんじ
)
は和同年中の
創草
(
さう/\
)
なり。山のいたゞきに薬師堂あり、山中女人を
禁
(
きん
)
ず。此米山の腰を米山
嶺
(
たふげ
)
とて越後北海の
駅路
(
えきろ
)
なり、此
辺
(
ほとり
)
古跡
(
こせき
)
多し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
勿論
我国
(
わがくに
)
でもこの時代に既に
理研
(
りけん
)
の
仁科
(
にしな
)
博士の下や、
阪大
(
はんだい
)
の
菊池
(
きくち
)
教授の所で、原子物理学関係の実験が開始されていたので、そういう方面からも進言があったことであろう。
原子爆弾雑話
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
恥
(
はずか
)
しい話であるが、現在の
我国
(
わがくに
)
の科学界は世界の水準を抜いているように新聞や雑誌などに時々書かれていることもあるが、それはどうも
余所眼
(
よそめ
)
の話で、本当に内部に入って
語呂の論理
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
それから「物理学」の知識がさほど深いとは思われぬ若い娘さんたちが、優れた「物理的」の研究を或る場合には立派になしとげるという良い例が
我国
(
わがくに
)
に出たということを
嬉
(
うれ
)
しく感じた。
「霜柱の研究」について
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
我
常用漢字
小6
部首:⼽
7画
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
“我”で始まる語句
我
我儘
我慢
我家
我邦
我々
我身
我等
我輩
我執