“仁科”の読み方と例文
読み方割合
にしな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手勢が少なかったので、勢多の橋へは今井四郎兼平に八百余騎を率いさせて向け、宇治橋へは、仁科にしな高梨たかなし、山田次郎に五百余騎をつけて派遣した。
仁科にしなの炬燵にもぐり込んで白馬錦はくばにしきをのみながら、ばあさんのみ声でも聞くのが関の山かと思う。「仁科」はうどんや。「白馬錦」とは地酒の名である。
可愛い山 (新字新仮名) / 石川欣一(著)
「ただ今、御表へ、信濃高遠しなのたかとお仁科にしな五郎様からの早打があり、木曾義昌殿きそよしまさどの、逆心の旨を、告げ参られました」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)