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しば
ふりがな文庫
“
司馬
(
しば
)” の例文
「たびたび御書面をもって、
上申
(
じょうしん
)
つかまつりましたとおり、
司馬
(
しば
)
先生生前より、妻恋坂の道場に容易ならぬ陰謀がありまして——」
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
唐の
柳宗元
(
りゅうそうげん
)
先生が
永州
(
えいしゅう
)
の
司馬
(
しば
)
に左遷される途中、
荊門
(
けいもん
)
を通過して駅舎に宿ると、その夜の夢に黄衣の一婦人があらわれた。彼女は再拝して泣いて訴えた。
中国怪奇小説集:06 宣室志(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
太史公
(
たいしこう
)
曰
(
いは
)
く、
余
(
よ
)
、
司馬
(
しば
)
の
兵法
(
へいはふ
)
を
讀
(
よ
)
むに、
(三六)
閎廓
(
くわうくわく
)
深遠
(
しんゑん
)
にして、
(三七)
三
代
(
だい
)
の
征伐
(
せいばつ
)
と
雖
(
いへど
)
も、
未
(
いま
)
だ
其義
(
そのぎ
)
を
竟
(
つく
)
す※
能
(
あた
)
はず、
其文
(
そのぶん
)
の
如
(
ごと
)
きは、
亦
(
また
)
(三八)
少
(
すこ
)
しく
襃
(
はう
)
せり。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
夜深うして
劫
(
こう
)
を行ふ彼何の情ぞ 黒闇々中刀に声あり
圏套
(
けんとう
)
姦婦の計を逃れ難し
拘囚
(
こうしゆう
)
未だ侠夫の名を損ぜず
対牛
(
たいぎゆう
)
楼上無状を
嗟
(
さ
)
す
司馬
(
しば
)
浜前
(
はままえ
)
に不平を洩らす 豈
翔
(
た
)
だ路傍
狗鼠
(
くそ
)
を
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
“——中唐の元和十年、私は九江郡の
司馬
(
しば
)
に
左遷
(
させん
)
され、秋の一夜、客を
埠頭
(
ふとう
)
に見送った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「ではここは
司馬
(
しば
)
の藪地か?」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
而
(
しかう
)
して
諸矦
(
しよこう
)
、
齊
(
せい
)
に
朝
(
てう
)
す。
齊
(
せい
)
の
威王
(
ゐわう
)
、
大夫
(
たいふ
)
をして
古者
(
いにしへ
)
の
司馬
(
しば
)
の
兵法
(
へいはふ
)
を
(三五)
追論
(
つゐろん
)
せしめ、
而
(
しかう
)
して
穰苴
(
じやうしよ
)
((ノ兵法))を
其中
(
そのうち
)
に
附
(
つ
)
け、
因
(
よ
)
つて
號
(
がう
)
して
司馬穰苴
(
しばじやうしよ
)
の
兵法
(
へいはふ
)
と
曰
(
い
)
ふ。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
江戸は
妻恋坂
(
つまこいざか
)
に、あの辺いったいの広大な地を領して、その
豪富
(
ごうふ
)
諸侯
(
しょこう
)
をしのぎ、また、剣をとっては当節府内にならぶものない
十方不知火流
(
じっぽうしらぬいりゅう
)
の開祖、
司馬
(
しば
)
老先生の道場が
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
穆家
(
ぼくけ
)
の美しい末娘が
琵琶
(
びわ
)
をかかえて、この地方の名所、
潯陽江
(
じんようこう
)
のゆかりに
因
(
ちな
)
み、かの
中唐
(
ちゅうとう
)
の詩人
白楽天
(
はくらくてん
)
がそこの
司馬
(
しば
)
に
左遷
(
させん
)
されたときに作ったという“
琵琶行
(
びわこう
)
”を聴かせてくれたことである。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夫
(
か
)
の
穰苴
(
じやうしよ
)
の
區區
(
くく
)
として
小國
(
せうこく
)
の
爲
(
た
)
めに
師
(
し
)
を
行
(
や
)
るが
若
(
ごと
)
き、
何
(
なん
)
ぞ
司馬
(
しば
)
の
兵法
(
へいはふ
)
の
(三九)
揖讓
(
いふじやう
)
に
及
(
およ
)
ぶに
暇
(
いとま
)
あらんや。
世
(
よ
)
既
(
すで
)
に
司馬
(
しば
)
の
兵法
(
へいはふ
)
多
(
おほ
)
し、
故
(
ゆゑ
)
を
以
(
もつ
)
て
論
(
ろん
)
ぜず、
穰苴
(
じやうしよ
)
の
列傳
(
れつでん
)
を
著
(
あらは
)
す。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
恍惚
(
こうこつ
)
として身は
司馬
(
しば
)
の客とともに舟中に
在
(
あ
)
る気がしてくる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“司馬”の意味
《名詞》
古代中国における官名。
国司の三等官である掾の唐名。
(出典:Wiktionary)
“司馬”の解説
司馬(しば)は、古代中国の官職名である。王朝によりその職務の範囲は異なる。
(出典:Wikipedia)
司
常用漢字
小4
部首:⼝
5画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“司馬”で始まる語句
司馬懿
司馬江漢
司馬徽
司馬遷
司馬仲達
司馬懿仲達
司馬温公
司馬穰苴
司馬談
司馬相如