“豪富”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がうふ50.0%
ごうふ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たづぬるに武州埼玉郡さいたまごほり幸手宿さつてじゆく豪富がうふの聞え高き穀物こくもつ問屋とんやにて穀屋こくや平兵衞と言者あり家内三十餘人のくらしなるが此平兵衞は正直しやうぢき律儀りちぎ生質うまれつきにて情深なさけぶかき者なれば人をあはれたすくることの多きゆゑ人みな其徳そのとく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
江戸は妻恋坂つまこいざかに、あの辺いったいの広大な地を領して、その豪富ごうふ諸侯しょこうをしのぎ、また、剣をとっては当節府内にならぶものない十方不知火流じっぽうしらぬいりゅうの開祖、司馬しば老先生の道場が
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)