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前達
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まへたち
ふりがな文庫
“
前達
(
まへたち
)” の例文
蜂
(
はち
)
は
汚
(
きたな
)
いものでは
有
(
あ
)
りません。もしお
前達
(
まへたち
)
が
木曾
(
きそ
)
でいふ『
蜂
(
はち
)
の
子
(
こ
)
』を
食
(
た
)
べ
慣
(
な
)
れて、あたゝかい
御飯
(
ごはん
)
の
上
(
うへ
)
にのせて
食
(
た
)
べる
時
(
とき
)
の
味
(
あぢ
)
を
覺
(
おぼ
)
えたら
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「お
前達
(
まへたち
)
は大うそつきだ。
黄金
(
きん
)
を出すどころか、したゝかに
糞
(
うんこ
)
をしたので、
私
(
わたし
)
は腹が立つて火吹竹でどやしつけたら、死んでしまつたから、裏の
掃溜
(
はきだめ
)
に棄てゝしまつた。」
竜宮の犬
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
「そうか。よくわかつた。
俺
(
わし
)
はお
前達
(
まへたち
)
がかわいさうでならない。
唯
(
たゞ
)
、それだけだ」
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
既
(
も
)
う
大丈夫
(
だいじやうぶ
)
だといふ
所
(
ところ
)
で、
望生
(
ぼうせい
)
に一
體
(
たい
)
如何
(
どう
)
したのかと
問
(
と
)
うて
見
(
み
)
ると、
草刈
(
くさかり
)
の
中
(
なが
)
に、
子供
(
こども
)
が
居
(
ゐ
)
て、
去年
(
きよねん
)
の
暮
(
くれ
)
、
此處
(
こゝ
)
へ
大穴
(
おほあな
)
を
開
(
あ
)
けたのは、
此人達
(
このひとたち
)
だと
告
(
つ
)
げた
爲
(
ため
)
に、いくらお
前達
(
まへたち
)
が
猫
(
ねこ
)
を
冠
(
かぶ
)
つても
駄目
(
だめ
)
だと
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
『お
前達
(
まへたち
)
の
饒舌
(
しやべ
)
つて
居
(
ゐ
)
たことは
皆
(
みん
)
な
知
(
し
)
つてる』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
▼ もっと見る
祖母
(
おばあ
)
さんがおよめに
來
(
き
)
た
時
(
とき
)
の
古
(
ふる
)
い
長持
(
ながもち
)
から、お
前達
(
まへたち
)
の
祖父
(
おぢい
)
さんの
集
(
あつ
)
めた
澤山
(
たくさん
)
な
本箱
(
ほんばこ
)
まで、その
藏
(
くら
)
の二
階
(
かい
)
にしまつて
有
(
あ
)
りました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「さあ、これでお
前達
(
まへたち
)
の
願望
(
ねがい
)
はかなつた」
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
山
(
やま
)
や
林
(
はやし
)
は
父
(
とう
)
さんのふるさとですと、お
前達
(
まへたち
)
にお
話
(
はなし
)
しましたらう。
山
(
やま
)
や
林
(
はやし
)
ばかりでなく、
言葉
(
ことば
)
も
父
(
とう
)
さんのふるさとです。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
達
常用漢字
小4
部首:⾡
12画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛