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こせん
ふりがな文庫
“こせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
弧線
47.4%
古泉
10.5%
狐仙
10.5%
古錢
5.3%
古先
5.3%
小泉
5.3%
小銭
5.3%
皷煽
5.3%
顧旃
5.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弧線
(逆引き)
たゞ
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
が
膨
(
ふく
)
れた。
天
(
てん
)
が
波
(
なみ
)
を
打
(
う
)
つて
伸
(
の
)
び
且
(
か
)
つ
縮
(
ちゞ
)
んだ。
地球
(
ちきう
)
が
糸
(
いと
)
で
釣
(
つ
)
るした
毬
(
まり
)
の
如
(
ごと
)
くに
大
(
おほ
)
きな
弧線
(
こせん
)
を
描
(
ゑが
)
いて
空間
(
くうかん
)
に
搖
(
うご
)
いた。
凡
(
すべ
)
てが
恐
(
おそ
)
ろしい
魔
(
ま
)
の
支配
(
しはい
)
する
夢
(
ゆめ
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
こせん(弧線)の例文をもっと
(9作品)
見る
古泉
(逆引き)
小曲は
古泉
(
こせん
)
の如く、そが
表
(
おもて
)
、心あらはる
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
こせん(古泉)の例文をもっと
(2作品)
見る
狐仙
(逆引き)
「まるで万事が夢のようです。ことによるとあの
張家
(
ちょうけ
)
の主人は、
狐仙
(
こせん
)
か何かだったかもしれませんよ」
秋山図
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
こせん(狐仙)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
古錢
(逆引き)
それを
貝墓
(
かひはか
)
と
呼
(
よ
)
んでをりますが、これは
石器時代
(
せつきじだい
)
の
貝塚
(
かひづか
)
とはまったく
異
(
こと
)
なつたもので、
中
(
なか
)
からは
漢時代
(
かんじだい
)
の
品物
(
しなもの
)
や、その
頃
(
ころ
)
の
古錢
(
こせん
)
が
出
(
で
)
て
來
(
き
)
ます。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
その
古錢
(
こせん
)
は
小刀
(
こがたな
)
の
形
(
かたち
)
をした
刀錢
(
とうせん
)
や
鍬
(
くは
)
の
形
(
かたち
)
をした
布泉
(
ふぜん
)
といふものでありまして、それが
周
(
しゆう
)
の
終
(
をは
)
り
頃
(
ごろ
)
に
出來
(
でき
)
た
錢
(
ぜに
)
であるといふので、
年代
(
ねんだい
)
が
確
(
たしか
)
にきめられるのであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
こせん(古錢)の例文をもっと
(1作品)
見る
古先
(逆引き)
臨川寺の無極禅師、等持院の
古先
(
こせん
)
禅師
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こせん(古先)の例文をもっと
(1作品)
見る
小泉
(逆引き)
此処は
追貝村
(
おっかいむら
)
の入口で、西の方は
穂高山
(
ほたかやま
)
、東は
荒山
(
あらやま
)
、北の方は
火打山
(
ひうちやま
)
で、南の方は
赤城山
(
あかぎやま
)
、山又山の
数坂峠
(
かずさかとうげ
)
、大樹は生茂って居りまして、
大泉
(
たいせん
)
小泉
(
こせん
)
という掘割の岩間に浮島の観音というのがあって
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
こせん(小泉)の例文をもっと
(1作品)
見る
小銭
(逆引き)
どうせ飛び出すのだ、何しろ訪ねて見ようと銀之助は
先
(
ま
)
づ
懐中
(
くわいちゆう
)
を改めると五円札が一枚と
余
(
あと
)
は
小銭
(
こせん
)
で五六十銭あるばかり。これでも仕方がない不足の分は
先方
(
むかふ
)
の様子を見てからの事と
直
(
す
)
ぐ下に
降
(
お
)
りた。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
こせん(小銭)の例文をもっと
(1作品)
見る
皷煽
(逆引き)
南岳
少
(
わか
)
くして耳
聾
(
ろう
)
せり。人と語るに
音吐
(
おんと
)
鐘の如し。平生奇行に富む。明治卅八年秋八月
日魯
(
にちろ
)
両国講和条約の結ばれし時、在野の政客暴民を
皷煽
(
こせん
)
し電車を焼き官庁を破壊す。
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
こせん(皷煽)の例文をもっと
(1作品)
見る
顧旃
(逆引き)
呉
(
ご
)
郡の
顧旃
(
こせん
)
が
猟
(
かり
)
に出て、一つの高い岡にのぼると、どこかで突然に人の声がきこえた。
中国怪奇小説集:04 捜神後記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
こせん(顧旃)の例文をもっと
(1作品)
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