“アーク”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弧光33.3%
大炬16.7%
16.7%
弧線16.7%
雷弧16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雲母マイカか何かで、十六武蔵むさし位の大きさのうすい円盤をつくつて、水晶のいとつるして、真空のうちに置いて、此円盤のめん弧光アーク燈のひかりを直角にあてると、此円盤がひかりされて動く。と云ふのである。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
空には花火、地には大砲、日がな毎日どんどん・ぱちぱち。ヴェニス提灯、大炬アーク灯。疲れをしらぬ真鍮楽隊。キャフェの卓には三鞭酒の噴泉、旗亭の食料庫には鵞鳥と伊勢海老の大堤防。
青いアーク虚空そらいっぱいに張りわたす……
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
弧線アークになってうかんでゐる
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
しゅーッと音がして、機械からは、紫色の雷弧アークがとびだした。その火にあたると、がんじょうな鉄の錠も、みるみるあめのようになって、どろどろにけおちてしまったのだった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)