弧光アーク)” の例文
雲母マイカで作った薄い円盤を「水晶の糸で釣るして真空の中に置いて、此の円盤の面へ弧光アーク灯の光を直角にあてると此の円盤が光にされて動く」
「光線の圧力」の話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
雲母マイカか何かで、十六武蔵むさし位の大きさのうすい円盤をつくつて、水晶のいとつるして、真空のうちに置いて、此円盤のめん弧光アーク燈のひかりを直角にあてると、此円盤がひかりされて動く。と云ふのである。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)