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與
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くみ
ふりがな文庫
“
與
(
くみ
)” の例文
新字:
与
絶對の意志は惡に
與
(
くみ
)
せず、そのこれに與するは、
拒
(
こば
)
みてかへつて尚大いなる
苦難
(
なやみ
)
にあふを恐るゝことの如何に準ず 一〇九—一一一
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
呉起
(
ごき
)
、
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て、
名
(
な
)
を
就
(
な
)
さんと
欲
(
ほつ
)
し、
遂
(
つひ
)
に
其妻
(
そのつま
)
を
殺
(
ころ
)
し、
以
(
もつ
)
て
齊
(
せい
)
に
與
(
くみ
)
せざるを
明
(
あきら
)
かにす。
魯
(
ろ
)
、
卒
(
つひ
)
に
以
(
もつ
)
て
將
(
しやう
)
となす。
將
(
しやう
)
として
齊
(
せい
)
を
攻
(
せ
)
め、
大
(
おほい
)
に
之
(
これ
)
を
破
(
やぶ
)
る。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
球は走り、我銀は二塊となりぬ。われはこれを收むるを
愧
(
は
)
ぢて、銀を其處に放置せり。球は走り又走りて、銀の數は漸く加りぬ。運命は我に
與
(
くみ
)
するにやあらん。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
門檣あれて美玉ちりにかくるゝ
旦暮
(
あけくれ
)
のたゝずまひ悲しく、天道はどうでも善人に
與
(
くみ
)
したまはぬか、我が祖父、我が母、我が代までも、飛虫ひとつむざとは殺さじ
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
勤め
罷在
(
まかりあり
)
しぞと申さるゝに願山も
最早
(
もはや
)
覺悟の事なれば私し儀京都に居候節日野家の
醫師
(
いし
)
に
雇
(
やと
)
はれ折々供も勤めし所
※
(
はか
)
らずも安田平馬佐々木
靱負
(
ゆきへ
)
の惡事に
與
(
くみ
)
し京都を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
われに示すにハルトマンが審美學のうちにて我が假借し來れる部分を打ち
毀
(
こは
)
すに足るべき無理想の審美學を以てせよ。われは頃刻も
躊躇
(
ちうちよ
)
せずして無理想派に
與
(
くみ
)
すべし。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
もし
暴
(
あらび
)
とは、
強
(
し
)
ひらるゝ人いさゝかも強ふる人に
與
(
くみ
)
せざる時生ずるものゝ
謂
(
いひ
)
ならば、これらの魂はこれによりて罪を
脱
(
のが
)
るゝことをえじ 七三—七五
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
(四二)
或
(
あるひ
)
は
曰
(
いは
)
く、
(四三)
天道
(
てんだう
)
は
親
(
しん
)
無
(
な
)
く、
常
(
つね
)
に
善人
(
ぜんにん
)
に
與
(
くみ
)
すと。
伯夷
(
はくい
)
・
叔齊
(
しゆくせい
)
の
若
(
ごと
)
きは、
善人
(
ぜんにん
)
と
謂
(
い
)
ふ
可
(
べ
)
き
者
(
もの
)
か
非
(
ひ
)
か。
仁
(
じん
)
を
積
(
つ
)
み
行
(
おこなひ
)
を
潔
(
いさぎよ
)
うし、
此
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
くにして
餓死
(
がし
)
せり。
国訳史記列伝:01 伯夷列伝第一
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
作りし事はなしと雖も主人并に平左衞門の惡事に掛りし事も有れば其罪申し開くべき道なし猶又お島の事も我主人と共に
責惱
(
せめなやま
)
せし事もあり全く
殺
(
ころ
)
せしは平左衞門なれども
彼是
(
かれこれ
)
と惡に
與
(
くみ
)
せし事なれば何れの
途
(
みち
)
にも申譯立難し如何はせんと
種々
(
いろ/\
)
工夫
(
くふう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
自由を唱道してポムペイウスに
與
(
くみ
)
せしがポムペイウス、カエサルに敗らるゝに及びウティカに退き自刃して死す
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
今
(
いま
)
、
君
(
きみ
)
の
(二八)
下駟
(
かし
)
を
以
(
もつ
)
て
彼
(
かれ
)
の
上駟
(
じやうし
)
に
與
(
くみ
)
せよ。
君
(
きみ
)
の
上駟
(
じやうし
)
を
取
(
と
)
つて
彼
(
かれ
)
の
中駟
(
ちうし
)
に
與
(
くみ
)
せよ。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
君
(
きみ
)
の
中駟
(
ちうし
)
を
取
(
と
)
つて
彼
(
かれ
)
の
下駟
(
かし
)
に
與
(
くみ
)
せよ
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
與
部首:⾅
14画
“與”を含む語句
關與
遞與
與吉
與太郎
與兵衞
猶與
伊與
分與
貸與
與力
吟味與力
多與里
與力等
與奪
與市兵衞
與市
與左吉
與太
黨與
與太坊
...