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自
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じ
ふりがな文庫
“
自
(
じ
)” の例文
さる
頃
(
ころ
)
はがきにて
處用
(
しよよう
)
と申こしたる
文面
(
ぶんめん
)
は
男
(
おとこ
)
の
通
(
とほ
)
りにて
名書
(
なが
)
きも六
藏
(
ざう
)
の
分
(
ぶん
)
なりしかど、
手跡
(
しゆせき
)
大分
(
だいぶ
)
あがりて
見
(
み
)
よげに
成
(
な
)
りしと
父親
(
ちゝおや
)
の
自
(
じ
)
まんより
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
〔譯〕君子は自ら
慊
(
こゝろよ
)
くし、小人は自ら
欺
(
あざむ
)
く。君子は自ら
彊
(
つと
)
め、小人は自ら
棄
(
す
)
つ。上
達
(
たつ
)
と下
達
(
たつ
)
とは、一の
自
(
じ
)
の字に
落在
(
らくざい
)
す。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
ははあ、それでわかった。
自
(
じ
)
ままに町を歩かせては人さわがせ、追い出すこともならず、というわけで、ああしてあの一軒家にとじこめ、われらを
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そして、
少
(
せう
)
々
病膏肓
(
やまひこうこう
)
に入つたかなとやましくなると、なあに
運動
(
うんどう
)
のためだといふ風に
自
(
じ
)
分で
自
(
じ
)
分にいひ
譯
(
わけ
)
してゐた。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
何が欲しくて、あるいは不平で、宵から
自
(
じ
)
ぶくれていたのやら、自分でも、気がしれないのだ。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
そして本
科
(
くわ
)
二三年の時分には百五十
點
(
てん
)
にまでせり
登
(
のぼ
)
つて、
球突塲
(
たまつきば
)
の
常連
(
ぜうれん
)
でも大
關格
(
せきかく
)
ぐらゐになつたが、何としてもその
折
(
をり
)
々の
氣
(
き
)
分に左右され勝ちな
自
(
じ
)
分の本
性
(
せい
)
は
爭
(
あらそ
)
へなかつた。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
自
(
じ
)
まんも
恐
(
おそ
)
ろしき
胴間聲
(
どうまごゑ
)
に
霞
(
かすみ
)
の
衣
(
ころも
)
衣紋坂
(
ゑもんざか
)
と
氣取
(
きど
)
るもあり、
力
(
りき
)
ちやんは
何
(
ど
)
うした
心意氣
(
こゝろいき
)
を
聞
(
き
)
かせないか、やつた/\と
責
(
せ
)
められるに、お
名
(
な
)
はさゝねど
此坐
(
このざ
)
の
中
(
なか
)
にと
普通
(
ついツとほり
)
の
嬉
(
うれ
)
しがらせを
言
(
い
)
つて
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
撮影
(
さつえい
)
の
技量
(
ぎれう
)
では
自
(
じ
)
分が
露骨
(
ろこつ
)
にうまいなと
思
(
おも
)
はせられたからである。
写真と思ひ出:――私の写真修行――
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
“自”を含む語句
自分
自然
自動車
自由
各自
自家
自己
自身
自暴自棄
自白
自然生
自惚
自宅
不自由
乗合自動車
耳面刀自
自若
自然薯
自儘
自鳴鐘
...