植木屋うえきや)” の例文
植木屋うえきやは、日当にっとうがもらえるし、ゆけば、またなにかめずらしい高山植物こうざんしょくぶつってこようとおもいましたので、ついにゆくことにしました。
大根とダイヤモンドの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ちょうど、そこへ、まちから、かねてあいそのいい植木屋うえきやが、やまにいって、かえった土産みやげだといって、しゃくなげをってきました。
大根とダイヤモンドの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
息子むすこは、れたくさはしかたがないとしても、いしは、どこへいったろう。植木屋うえきやいてみようと、さっそく、植木屋うえきやびにやりました。
山へ帰りゆく父 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「あの、くさしたにあった、くろいしでございますか。つまらないいしだとおもって、ててしまいました。」と、植木屋うえきやこたえました。
山へ帰りゆく父 (新字新仮名) / 小川未明(著)
五、六ねんは、たちまちにぎてしまいました。植木屋うえきやが、七、八ねんつといった竹垣たけがきも、このあきにはあたらしくしなければなりませんでした。
生きぬく力 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「さようです、さむいところにえるくさですから、風当かぜあたりのいい、たかいところがいいとおもいます。」と、植木屋うえきやこたえました。
山へ帰りゆく父 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「だんなさま、じょうだんおっしゃってはいけません。さるだって、くまだって、ゆかれるところじゃありません。」と、植木屋うえきやこたえました。
大根とダイヤモンドの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
戦後せんごになって、どこからか植木屋うえきやがここへ移植いしょくしたものです。いろいろの下草したくさは、しもにやけてあかいろづいていたし、つちは、くろくしめりをふくんでいました。
春はよみがえる (新字新仮名) / 小川未明(著)
植木屋うえきやのおじいさんは、しばらくたってから、おさくの奉公ほうこうした、おうちへいって、植木うえき手入ていれをしていました。そのとき、おくさまは、てこられて、おじいさんに
おさくの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし、このへん子供こどもには、そんなわるがないとかんがえると、植木屋うえきやかたりなかったのかと、しゅろなわのむすをしらべてみたが、そうでもなさそうでした。
生きぬく力 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「これで、七、八ねんちましょう。」と、植木屋うえきやつくりながらいったのをいたとき、そのころには、孝二こうじは、中学ちゅうがく卒業そつぎょうするであろうし、自分じぶんは、きているかどうか
生きぬく力 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「なに、わたしが、いいところへ世話せわをしてやる。」と、植木屋うえきやのおじいさんはいいました。
おさくの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
来年らいねんはなります。」と、植木屋うえきやこたえました。しかしそのは、ちいさくありました。
ある男と無花果 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ええ、さむさにはつよいから、だいじょうぶです。」と、植木屋うえきやこたえました。
みつばちのきた日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「あんまり、強情ごうじょうるものでない。あんないいおうちを、おひまなんからなくてもよかったのだ。」と、植木屋うえきやのおじいさんが、いったときに、彼女かのじょは、おかあさんが、あれほど、苦心くしんして
おさくの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「かしこまりました。」と、植木屋うえきやこたえてかえってゆきました。
みつばちのきた日 (新字新仮名) / 小川未明(著)