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持歸
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もちかへ
ふりがな文庫
“
持歸
(
もちかへ
)” の例文
新字:
持帰
出やうが
早
(
はや
)
いと
魔劫
(
まごふ
)
が
未
(
ま
)
だ
除
(
と
)
れないから
何時
(
いつ
)
かはこれを
持
(
もつ
)
て居るものに
禍
(
わざはひ
)
するものじや、
一先
(
ひとまづ
)
拙者が
持歸
(
もちかへ
)
つて三年
經
(
たつ
)
て
後
(
のち
)
貴君
(
あなた
)
に
差上
(
さしあ
)
げることに
仕
(
し
)
たいものぢや
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
取出し何れもの前にて
讀聞
(
よみきか
)
せ其
文言
(
もんごん
)
は九助事江戸
表
(
おもて
)
より
持歸
(
もちかへ
)
り候金百八十兩
島田宿
(
しまだじゆく
)
藤八へ
預
(
あづ
)
け是あり曼陀羅と引替に
渡
(
わた
)
す
約束
(
やくそく
)
故
(
ゆゑ
)
曼陀羅を
盜取
(
ぬすみとり
)
送
(
おく
)
り
遣
(
つかは
)
し候間右の金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
姫
(
ひめ
)
をば
假
(
かり
)
の
墓所
(
はかしょ
)
より、
來
(
きた
)
りて
救
(
すく
)
ひ
出
(
だ
)
されよ、とロミオ
方
(
かた
)
へ
申
(
まう
)
し
遣
(
や
)
りしに、
使僧
(
しそう
)
ヂョンと
申
(
まう
)
す
者
(
もの
)
、
不慮
(
ふりょ
)
の
事
(
こと
)
にて
抑留
(
ひきと
)
められ、
夜前
(
やぜん
)
其
(
その
)
書
(
しょ
)
を
持歸
(
もちかへ
)
ってござりまするゆゑ、
目覺
(
めざ
)
めなば
嘸
(
さぞ
)
當惑
(
たうわく
)
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
雲飛
(
うんぴ
)
の
子
(
こ
)
は
許可
(
ゆるし
)
を得て其
片々
(
へんぺん
)
を
一々
(
ひとつ/\
)
拾
(
ひろ
)
つて家に
持歸
(
もちかへ
)
り、
再
(
ふたゝ
)
び
亡父
(
なきちゝ
)
の
墓
(
はか
)
に
收
(
をさ
)
めたといふことである。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
流し私儀十歳の時父彦兵衞儀江戸へ下りしゆゑ
指折算
(
ゆびをりかぞ
)
へて歸るを待居りし中に御所刑となりしかば母は
明暮
(
あけくれ
)
歎
(
なげ
)
き悲み病氣も出べきやに存じ候まゝ私し儀江戸へ下り
骨
(
ほね
)
を
拾
(
ひろ
)
ひ
持歸
(
もちかへ
)
らんと母を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
詫
(
かこ
)
ち
爰
(
こゝ
)
の身代にて八十兩位は我が百文の錢程にも思ふまじ何事も御主人の爲と思ひ
那
(
あの
)
金八十兩を
盜取
(
ぬすみとら
)
んと喜八が
不※
(
ふと
)
胸
(
むね
)
に
浮
(
うか
)
みしは
是
(
これ
)
災難
(
さいなん
)
の
基
(
もとゐ
)
なり夫より喜八は質物を
我家
(
わがや
)
へ
持歸
(
もちかへ
)
りて吉之助を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
歸
部首:⽌
18画
“持”で始まる語句
持
持出
持前
持余
持主
持上
持合
持来
持囃
持病