トップ
>
开處
>
そこ
ふりがな文庫
“
开處
(
そこ
)” の例文
新字:
开処
去歳
(
こぞ
)
より何處
开處
(
そこ
)
からだに申分ありて寐つ起きつとの由は聞きしが、常日頃すこやかの人なれば、さしての事はあるまじと醫者の指圖などを申しやりて
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
養父
(
やうふ
)
清左衞門
(
せいざゑもん
)
、
去歳
(
こぞ
)
より
何處
(
どこ
)
开處
(
そこ
)
からだに
申分
(
まうしぶん
)
ありて
寐
(
ね
)
つ
起
(
お
)
きつとの
由
(
よし
)
は
聞
(
き
)
きしが、
常日頃
(
つねひごろ
)
すこやかの
人
(
ひと
)
なれば、さしての
事
(
こと
)
はあるまじと
醫者
(
いしや
)
の
指圖
(
さしづ
)
などを申やりて
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
代
(
だい
)
はやるほどに
何處
(
どこ
)
か
开處
(
そこ
)
らまで、
切
(
せ
)
めて
廣小路
(
ひろこうぢ
)
までは
行
(
い
)
つてお
呉
(
く
)
れと
優
(
やさ
)
しい
聲
(
こゑ
)
にすかす
樣
(
やう
)
にいへば、
成
(
な
)
るほど
若
(
わか
)
いお
方
(
かた
)
ではあり
此
(
この
)
淋
(
さび
)
しい
處
(
ところ
)
へおろされては
定
(
さだ
)
めしお
困
(
こま
)
りなさりませう
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お峰は車より下りて
开處
(
そこ
)
此處
(
こゝ
)
と尋ぬるうち、凧紙風船などを軒につるして、子供を集めたる駄菓子やの門に、もし三之助の交じりてかと覗けど、影も見えぬに
落膽
(
がつかり
)
して思はず
往來
(
ゆきき
)
を見れば
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お
邸
(
やしき
)
彼方
(
かなた
)
へ
建築
(
たて
)
られしを
幸
(
さいは
)
ひ、
开處
(
そこ
)
の
女中頭
(
ぢよちうがしら
)
として
勤
(
つと
)
めは
生涯
(
しようがい
)
のつもり、
老
(
おひ
)
らくをも
養
(
やしな
)
ふて
給
(
たま
)
はるべき
約束
(
やくそく
)
さだまりたれば、
最
(
も
)
う
此地
(
このち
)
には
居
(
い
)
ませぬ、
又
(
また
)
來
(
く
)
る
事
(
こと
)
があらば一
泊
(
ぱく
)
はさせて
下
(
くだ
)
され
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
さりとて
諂
(
へつら
)
ひの
草履
(
ざうり
)
とりも
餘
(
あま
)
りほめた
話
(
はな
)
しではなけれど
开處
(
そこ
)
が
工合
(
ぐあい
)
ものにて、
清淨
(
せいじよう
)
なり
無垢
(
むく
)
なり
潔白
(
けつぱく
)
なりのお
前樣
(
まへさま
)
などが、
右
(
みぎ
)
をむくとも
左
(
ひだり
)
を
向
(
む
)
くとも
憎
(
に
)
くむ
人
(
ひと
)
は
無
(
な
)
き
筈
(
はづ
)
なれど
夫
(
そ
)
れでは
世
(
よ
)
が
渡
(
わた
)
られず
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
开
部首:⼶
4画
處
部首:⾌
11画
“开處”で始まる語句
开處此處