平等びょうどう)” の例文
それで、いまは、お人形にんぎょうもほかのおもちゃたちも、平等びょうどうのもてなしをけて、みんなは、なかよく、平和へいわらしています……。
三つのお人形 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「どうして遠近えんきん無差別むさべつ黒白こくびゃく平等びょうどうの水彩画の比じゃない。感服の至りだよ」「そうほめてくれると僕も乗り気になる」と主人はあくまでも疳違かんちがいをしている。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
かれは白皙人はくせきじんも黄色人も黒人も、人間はすべて同一の自由と権利けんりをもち、おたがいにそれを尊敬そんけいせねばならぬと信じている。世界の人種は平等びょうどうである、人種によって待遇たいぐうを別にしてはならぬ。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
人間にんげん自由じゆう平等びょうどう権利けんりのとうとさをとき
そう、そう、まえからだれにも、人間にんげん平等びょうどう権利けんりはあったのさ。それを無智むち卑屈ひくつのため、みずか放棄ほうきして、権力けんりょくや、金銭きんせんまえに、奴隷どれいとなってきたのだ。
心の芽 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし、太陽たいようは、けっしてそれにたいしてわるくするようなことがなく、平等びょうどう笑顔えがおをもってながめていました。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
わたしは、なにもある一ひとたちにかぎってにくしみがあるのではない。平等びょうどうにみんなをのろったのであった。それだのに、このさまはどうしたことであろう。
消えた美しい不思議なにじ (新字新仮名) / 小川未明(著)
金持かねもちの霊魂れいこんは、平等びょうどう無差別むさべつまれるまえかえって、二つのたましいなかよくうちとけていました。
町の真理 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いっさいを平等びょうどうに、公平こうへいに、太陽たいようは、そのあたたかなひかりかがやかしたのです。このとき、こずえのしたゆきなかから、ぼっちゃんのあか帽子ぼうしが、いくらかいろがさめてました。
奥さまと女乞食 (新字新仮名) / 小川未明(著)
先生せんせいかみさまは人間にんげんをみんな平等びょうどうあいしてくださるんですか。」といってききました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
はちは、すべてのもののうえに、平等びょうどうである運命うんめいについてかんがえさせられたのであります。
はちとばらの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ぼくは、外国がいこくのおともだちに、人間にんげんはみんな平等びょうどうなのだから、おたがいにちからわせて、みんなが幸福こうふくになるような、いい世界せかいつくろうじゃないかとうったえるつもりだ。」と、ケーくんが、いいました。
太陽と星の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)