トップ
>
姉妹
>
しまい
ふりがな文庫
“
姉妹
(
しまい
)” の例文
だれでもそうであるが、
私
(
わたし
)
たち
兄弟
(
きょうだい
)
・
姉妹
(
しまい
)
は、
大
(
おお
)
きくなってから、いつまでもお
母
(
かあ
)
さんのそばにいっしょにいることができなかった。
お母さまは太陽
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
わたしはその週のあいだかけっぱなしにしておいた
例
(
れい
)
のハープを
外
(
はず
)
して持って来る。そうして四人の兄弟
姉妹
(
しまい
)
におどりをおどらせる。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
姉妹
(
しまい
)
であれ兄弟であれ、年寄であれ若い人達であれ、例えば仲間に眼が一つしかないというような場合には、お互に辛抱するようにして
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
モオパッサンの短篇小説 Les Sœurs Rondoli(ロンドリ
姉妹
(
しまい
)
)の初めに旅行の不愉快な事が書いてある。
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
そこには子供たちが、
姉妹
(
しまい
)
や兄弟たちがみんな集まっているのが見えました。その中にひとりの小さい女の子がいました。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
▼ もっと見る
余は
腰
(
こし
)
かけを離れて同行の
姉妹
(
しまい
)
に
指
(
ゆびさ
)
した。時計を見れば、最早二時過ぎて居る。唐崎の松を遠見で
済
(
す
)
まして、三井寺を下り、
埠頭
(
はとば
)
から石山行の小蒸汽に乗った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
更
(
ふ
)
けて
軒
(
のき
)
ばに
風鈴
(
ふうりん
)
のおと
淋
(
さび
)
しや、
明日
(
あす
)
は
此音
(
このおと
)
いかに
戀
(
こひ
)
しく、
此軒
(
こののき
)
ばのこと
部屋
(
へや
)
のこと、
取分
(
とりわ
)
けては
甚樣
(
じんさま
)
のこと、
父君
(
ちヽぎみ
)
のこと
母君
(
はヽぎみ
)
のこと、
平常
(
つね
)
は
左
(
さ
)
までならぬ
姉妹
(
しまい
)
のこと
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
晩年は
姉妹
(
しまい
)
も、スミスソンも、スミスソンの生んだ一人息子のルイも失い、全くの孤独になって「自分は随分悩んだ。が今は死にたくない。自分は暮らせるだけの金を持っている」
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
僕はなほ念の為にこの二人を通り越しながら、ちらりと顔を
物色
(
ぶつしよく
)
した。確かにこの二人は
姉妹
(
しまい
)
である。のみならずどちらも同じやうにスペイド
形
(
がた
)
の髪に
結
(
ゆ
)
つた
二十
(
はたち
)
前後の美人である。
鷺と鴛鴦
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
この
本
(
ほん
)
は
前
(
まへ
)
に
出
(
だ
)
した『
幼
(
をさな
)
きものに』と
姉妹
(
しまい
)
のやうにして
出
(
だ
)
します。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「
私
(
わたし
)
は、
兄弟
(
きょうだい
)
も、
姉妹
(
しまい
)
もない
独
(
ひと
)
りぼっちなのです。
毎日
(
まいにち
)
、この
林
(
はやし
)
の
中
(
なか
)
をさまよって、
独
(
ひと
)
りでさびしく
歌
(
うた
)
っています。」と、
小鳥
(
ことり
)
はつづけていいました。
ふるさとの林の歌
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
山腹の高いところに、ちょうどツバメの
巣
(
す
)
のように、
尼僧院
(
にそういん
)
が一つぽつんと立っています。ふたりの
姉妹
(
しまい
)
が上の
塔
(
とう
)
の中に立って、
鐘
(
かね
)
を鳴らしていました。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
みんな兄弟でもあり、
姉妹
(
しまい
)
でもあった。カトリーヌおばさんは決心したことはすぐ実行する
性質
(
せいしつ
)
であった。わたしたちにはあしたいよいよお
別
(
わか
)
れをすることを言いわたしてねどこへはいらせた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
この
姉妹
(
しまい
)
二人
(
ふたり
)
ともスケツチ・ブツクを持つて写生に行く。雨降りの日は互に相手の顔を写生するなり。父親は
品
(
ひん
)
のある五十
恰好
(
がつかう
)
の人。この人も
画
(
ゑ
)
の
嗜
(
たしな
)
みありげに見ゆ。(八月二十二日青根温泉にて)
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そのむかし
狂喜
(
きょうき
)
した若者たちが、ひたいにバラの花を巻いて、美しいライスの
姉妹
(
しまい
)
たちと
踊
(
おど
)
ったところです。いま、そこは死んだように静まりかえっていました。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
これは、
一人
(
ひとり
)
、わしばかり
考
(
かんが
)
えることでなく、わしの
兄弟
(
きょうだい
)
・
姉妹
(
しまい
)
が、みんな
同
(
おな
)
じようなことを
思
(
おも
)
っている……。お
母
(
かあ
)
さんが
太陽
(
たいよう
)
だということは、これでもわかるでありましょう。
お母さまは太陽
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
少年
(
しょうねん
)
は、
両親
(
りょうしん
)
や、
姉妹
(
しまい
)
に
別
(
わか
)
れを
告
(
つ
)
げました。
海のかなた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“姉妹”の解説
姉妹(しまい)は、本人からみて傍系2親等の(すなわち共通の親をもつ)女性、結婚や養子縁組によって前述の女性と同等の関係となった女性のこと、またそのような関係にある2人以上の女性のことも指す。
(出典:Wikipedia)
姉
常用漢字
小2
部首:⼥
8画
妹
常用漢字
小2
部首:⼥
8画
“姉妹”で始まる語句
姉妹品
姉妹中
姉妹分
姉妹城
姉妹敵
姉妹等