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型
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がた
ふりがな文庫
“
型
(
がた
)” の例文
いろんな種類の鳥がいましたが、ニールスの知っているのはガンだけでした。ガンのむれは、クサビ
型
(
がた
)
に長い
列
(
れつ
)
をつくって、飛んでいました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
話をしてくれた人の友達に
某甲
(
なにがし
)
という男があった。その男は極めて普通人
型
(
がた
)
の出来の好い
方
(
ほう
)
で、晩学ではあったが大学も二年生まで漕ぎ付けた。
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
日本
(
につぽん
)
で
最初
(
さいしよ
)
造
(
つく
)
られた
銅器
(
どうき
)
は
前
(
まへ
)
よりは
幅
(
はゞ
)
の
廣
(
ひろ
)
い
銅
(
どう
)
の
劍
(
つるぎ
)
や
鉾
(
ほこ
)
の
類
(
るい
)
でありまして、その
一
(
ひと
)
つはくりす
型
(
がた
)
といふ
劍
(
つるぎ
)
で、この
劍
(
つるぎ
)
はつばに
當
(
あた
)
るところが
斜
(
なゝめ
)
にまがつてゐます。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
まもなく、
海潮
(
うみしお
)
けむるかなたの沖に長崎
型
(
がた
)
の
呉服船
(
ごふくぶね
)
、
紅帆船
(
こうはんせん
)
の影らしいのが、だんだん近く見えはじめる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
同じやうに外套に包まれてゐるが
鋪石
(
しきいし
)
の上にカツ/\と鳴つたのは拍車をつけた靴の音です。そして見るとホテルのアアチ
型
(
がた
)
の正門を通つて行くのは帽子を被つた頭なんです。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
▼ もっと見る
彼は
痩
(
や
)
せ
型
(
がた
)
の、顔色のどす黒い、そして今時
金縁
(
きんぶち
)
眼鏡をかけているという人物だった。
密林荘事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そんな心配のない婦人は、今にむかしの
型
(
がた
)
をそのまゝに右から左へ襟を合はせてゐる。
茶話:06 大正十一(一九二二)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
川口が、気がちがったようにつき出したうでにみちびかれて、沖に目をうつすと、はるか水平線のあなたに、とても小さいが、くっきりと、スクーナー
型
(
がた
)
帆船
(
はんせん
)
の帆が見えるではないか。
無人島に生きる十六人
(新字新仮名)
/
須川邦彦
(著)
この花は
黒朱子
(
くろじゅす
)
ででもこしらえた
変
(
か
)
わり
型
(
がた
)
のコップのように見えますが、その黒いのは、たとえば
葡萄酒
(
ぶどうしゅ
)
が黒く見えると同じです。この花の下を
始終
(
しじゅう
)
往
(
い
)
ったり来たりする
蟻
(
あり
)
に私はたずねます。
おきなぐさ
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ある群は千鳥
型
(
がた
)
して、また
或
(
あ
)
るは
陸
(
くが
)
の方向き、また
或
(
あ
)
るはちりちりと散り、すれすれに
或
(
あ
)
るは落ちつつ、波の上驚きて飛び、時に消え、時に明り、いよいよに暗く恐れて、いよいよに
青
(
さを
)
に
染
(
そ
)
まりて
観想の時:――長歌体詩篇二十一――
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
それでもマサカと思いながら今のソーセージの切口をよく見ると、薄桃色の肉の間に何だか白い三角
型
(
がた
)
のものが挟まっているようです。ハテナと思い思いホジクリ出してみると、そいつがどうです。
人間腸詰
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
プデン
型
(
がた
)
の
図
(
ず
)
夏付録 台所道具の図
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
タイシャクシギのかぎ
型
(
がた
)
をしたくちばしが、アシのあいだからのぞいていますし、モグリドリは首のまわりに新しい毛なみをみせて、しずかに
泳
(
およ
)
ぎまわっています。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
またこの
鐶
(
かん
)
にはーと
型
(
がた
)
などの
細
(
こま
)
かい
飾
(
かざ
)
りがぶら
下
(
さが
)
つてゐる、
立派
(
りつぱ
)
な
耳飾
(
みゝかざ
)
りが
時々
(
とき/″\
)
出
(
で
)
ることがありますが、これは
南朝鮮
(
みなみちようせん
)
の
古墳
(
こふん
)
からたくさん
發見
(
はつけん
)
せられるもので、
朝鮮風
(
ちようせんふう
)
のものといふことが
出來
(
でき
)
ます。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
マフン
型
(
がた
)
の
図
(
ず
)
夏付録 台所道具の図
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
いままた、ファルステルブーの
沖
(
おき
)
のモークレッペン島のあたりに住んでいる水鳥たちが、三角やら、長い
曲線
(
きょくせん
)
やら、クサビ
型
(
がた
)
やら、半円やら、さまざまの妙な形をして飛んできました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
“型”の意味
《名詞》
(かた)舞踊や武道などの基本動作。
(かた)鋳型。
(かた)型式。
(出典:Wiktionary)
型
常用漢字
小5
部首:⼟
9画
“型”を含む語句
類型
模型
原型
大型
摸型
角型
鋳型彫
鋳型
人型
小型
典型
紅型
面型
痩型
娼婦型
希臘型
代表型
典型的
紙型
格子型
...