“希臘型”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ギリシャがた50.0%
ギリシヤがた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肩にたむろして泡立っている。広い額、窪んだ眼窩、その奥で輝いている霊智的の眼! まさしく碩学せきがくに相違ない。きわめて高尚な高い鼻、日本人に珍らしい希臘型ギリシャがたである。
神秘昆虫館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
細い美しい眉も、さも温順すなほに見えたが、鼻は希臘型ギリシヤがたとでもいふのか、形好く通ツて、花びらのやうな唇は紅く、あごは赤子の其のやうにくびれてゐた。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)