乱暴者らんぼうもの)” の例文
「おまえのような乱暴者らんぼうものみやこくと、いまにどんなことをしでかすかわからない。今日きょうからどこへでもきなところへ行ってしまえ。」
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
まえからいた金魚きんぎょは、相手あいてにならないで、やはりすましたふうでおよいでいますと、乱暴者らんぼうものは、ますます意地悪いじわるくそのあといかけたのです。
水盤の王さま (新字新仮名) / 小川未明(著)
おどろくべき乱暴者らんぼうものが、いつのまにやら、この極楽ごくらくへまぎれこんでいたのだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
佐藤さとうこたえは、ただそれだけでありました。先生せんせいは、こんど、小田おだをおさしになりました。かれは、くみじゅうでの乱暴者らんぼうものでした。
笑わなかった少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
さあ、乱暴者らんぼうものどもが行ってしまいました。またつからないうちに、そっとこうのみちとおってげていらっしゃい。わたくしはさっきあなたにたすけていただいた、このもりきつねです。
葛の葉狐 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
まもなく、五、六にんれの乱暴者らんぼうものがやってきました。そして、いきなり、きたならしいふうをしたあわれな子供こどもをなぐりつけました。
あほう鳥の鳴く日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
こんなさまでありましたから、いつしか五ひきのちいさな金魚きんぎょよるのうちに、みんな乱暴者らんぼうもののためにころされてしまいました。
水盤の王さま (新字新仮名) / 小川未明(著)
一月ひとつきばかりあとまで、のこっていたのは、まえからいる金魚きんぎょ乱暴者らんぼうものと、もう一ぴきの金魚きんぎょと、わずかに三びきでありました。
水盤の王さま (新字新仮名) / 小川未明(著)
たとえそのひとがあなたでなくても、だれであっても、よわいものを、ああして乱暴者らんぼうものがいじめていましたら、わたしは、良心りょうしんから、いのちしてたたかったでしょう。
あほう鳥の鳴く日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
おたがいに、このなかから、うつくしい、よろこばしいことをりましょう。わたしは、あなたが、わたしのために乱暴者らんぼうものからなぐられて、ながされたことを一生いっしょうわすれません。
あほう鳥の鳴く日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、どこの学校がっこうのどのきゅうにでも、たいてい二、三にんは、いじのわる乱暴者らんぼうものがいるものです。
どこで笛吹く (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのときおもいがけなく、れい木島きじま梅沢うめざわ小山こやま乱暴者らんぼうものが三にんでやってきて
どこで笛吹く (新字新仮名) / 小川未明(著)