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煮凝
ふりがな文庫
“煮凝”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にこごり
75.0%
にこご
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にこごり
(逆引き)
半焦の腱によつて互に引吊られ或ひは半ば
溶
(
とろ
)
けた肉塊の粘りで共に膠着し合つてゐるボロ/\に折れ崩れた人骨、煑沸された腦髓、石炭と
交
(
ま
)
ざつて
煮凝
(
にこごり
)
になつた血、強烈な竈の火熱の中で
無法な火葬
(旧字旧仮名)
/
小泉八雲
(著)
血海の中に冷く光っているガラス瓶の
欠片
(
かけら
)
でつけたものであろう、顔から頭へかけて物凄い
掻傷
(
かききず
)
が
煮凝
(
にこごり
)
のような血を吹き、わけても正視に堪えぬのは、前額から頭蓋へかけてバックリ開いた大穴から
三狂人
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
煮凝(にこごり)の例文をもっと
(3作品)
見る
にこご
(逆引き)
まあ魚の
煮凝
(
にこご
)
りでもおとりな、それがいいよ。いまプリンを持って来るからね。それはそうと、子供たちにはやったかしら。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
煮凝(にこご)の例文をもっと
(1作品)
見る
煮
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
凝
常用漢字
中学
部首:⼎
16画
“煮凝”と季節(冬)が同じ季語
食物|
白菜
湯豆腐
鱈
海鼠腸
納豆汁
行事|
針供養
羽子板市
節分
降誕祭
七五三
植物|
冬木
山茶花
柊
寒椿
枯木
時候|
大晦日
短日
除夜
霜月
小春
天文|
霜
時雨
吹雪
寒波
氷柱
動物|
鴨
鷦鷯
兎
冬眠
寒雀
人事|
焚火
火鉢
暖房
懐炉
鼻水
“煮凝”と分類(食物)が同じ季語
春|
夏蜜柑
諸子
土筆
独活
桜餅
夏|
生節
葛水
昆布
玉葱
初鰹
秋|
栗
西瓜
鰡
石榴
黍
冬|
寒鮒
干柿
小松菜
河豚
寝酒
新春|
若水
七種
鏡餅
餅花
橙
“煮”で始まる語句
煮
煮染
煮焚
煮炊
煮〆
煮込
煮肴
煮立
煮方
煮汁
“煮凝”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
大阪圭吉
小泉八雲
高浜虚子