“せいきう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
請求66.7%
井臼33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立(た)つ前(まへ)の晩(ばん)に、父(ちゝ)は宗助(そうすけ)を呼(よ)んで、宗助(そうすけ)の請求(せいきう)通(どほ)り、普通(ふつう)の旅費(りよひ)以外(いぐわい)に、途中(とちゆう)で二三日(にち)滯在(たいざい)した上(うへ)、京都(きやうと)へ着(つ)いてからの當分(たうぶん)の小遣(こづかひ)を渡(わた)して
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「※(ねえ)今(いま)一枚(めえ)くんねえか」與吉(よきち)は流(なが)し元(もと)に手(て)を動(うご)かして居(ゐ)るおつぎへ極(きは)めて小(ちひ)さな聲(こゑ)で請求(せいきう)した。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
歸(かへ)るときに、小六(ころく)は袂(たもと)から半紙(はんし)を何枚(なんまい)も出(だ)して、缺席屆(けつせきとゞげ)が入用(にふよう)だから是(これ)に判(はん)を押(お)して呉(く)れと請求(せいきう)して、僕(ぼく)は退學(たいがく)か在學(ざいがく)か片(かた)が付(つ)く迄(まで)は勉強(べんきやう)が出來(でき)ないから
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
歸(かへ)りがけに玄關(げんくわん)脇(わき)の藥局(やくきよく)で、粉藥(こぐすり)の儘(まゝ)含嗽劑(がんそうざい)を受取(うけと)つて、それを百倍(ばい)の微温湯(びをんたう)に溶解(ようかい)して、一日(にち)十數回(すうくわい)使用(しよう)すべき注意(ちゆうい)を受(う)けた時(とき)、宗助(そうすけ)は會計(くわいけい)の請求(せいきう)した治療代(ちれうだい)の案外(あんぐわい)廉(れん)なのを喜(よろこ)んだ。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
九二井臼(せいきう)の力(つとめ)はた款(もてな)すに足(た)らざれども、己(おの)が心なり。いやしみ給ふことなかれ。赤穴猶(なほ)答へもせで、長嘘(ながきいき)をつぎつつ、しばししていふ。賢弟が信(まこと)ある饗応(あるじぶり)をなどいなむべきことわりやあらん。