“せいきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
性急38.5%
請求38.5%
西宮15.4%
聖躬7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中村警部が、性急せいきゅうにたずねました。ほかの人たちも、総監をはじめ、じっと名探偵の顔を見つめて、返事を待ちかまえています。
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「そこに実は迷っている」と帆村は煙草をスパスパ性急せいきゅうに吸った。
ゴールデン・バット事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それがなんの意味だということを知っているジョリクールは、今度は親方に向かって請求せいきゅうを始めた。
わたしはむこうから申し出されもしないことを、こちらから請求せいきゅうする勇気ゆうきはなかった。
太祖の病は洪武三十一年五月に起りて、どううるう五月西宮せいきゅうに崩ず。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
几帳きちょうの蔭につつましく坐り開け放された窓を通して黄昏たそがれ微芒びぼうの射し込んで来る中に頸垂うなだれているその姿は、「芙蓉モ及バズ美人ノヨソホヒ、水殿風来タッテ珠翠カンバシ」と王昌齢がうたったところの西宮せいきゅう睫妤はんにょを想わせる。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
こうしてはじまった日記が、聖躬せいきゅうの健康などに関しても書くようになり、はては雑事までも留めるに到ったものらしい。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)