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せつかち
ふりがな文庫
“せつかち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
性急
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
性急
(逆引き)
以上は餘り不謹愼な比較では有るが、然し若しも此樣な相違が有るとするならば、無政府主義者とは畢竟「最も
性急
(
せつかち
)
なる理想家」の
謂
(
いひ
)
でなければならぬ。
所謂今度の事:林中の鳥
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
岩野の中から私はあの
性急
(
せつかち
)
と正直さとをさがし出した。あのわが儘をさがし出した。馬鹿正直と言はれても平気で出て行つたその男らしさをさがし出した。
閑談
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
樽野達はB村へ行く途中の街道で、大型の写真機をかついでわき目も触れずに歩いて来る
性急
(
せつかち
)
な青野に遇つた。彼は、樽野の「観測台」へ赴くところだつた。
鶴がゐた家
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
せつかち(性急)の例文をもっと
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