“ききゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
氣球50.0%
危急50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やが氣球ききゆうはだん/\と接近せつきんして、丁度ちやうど鐵車てつしやすぐうへ五十フヒートばかりになると、空中くうちうから大聲たいせい
それより海岸かいがんいへくがごとさわぎで、種々しゆ/″\評議ひやうぎ結果けつくわこの危急ききふすくふには、輕氣球けいきゝゆうばすよりほかさくいといふことさだまつたが、氣球ききゆうつくこと容易ようゐわざではない、さひはひにも、材料ざいれうかつ
勿論もちろんこと成敗せいばい豫期よきがたいが、萬一まんいち氣球ききゆう空中くうちう破裂はれつするとか、其他そのた異變ゐへんために、使命しめいはたこと出來できなければ夫迄それまでこと此方こなた電光艇でんくわうていは、約束やくそく本島ほんたうはつし、橄欖島かんらんたうおもむいて、數日すうじつつても
もしみぎのような性質せいしつ心得こゝろえてゐると、こゝろ落着おちつき出來できるため、危急ききゆう場合ばあひ機宜きゞてきする處置しよち出來できるようにもなるものである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
このため兩少年りようしようねん各自かくじ家屋かおくのみならず、重幸少年しげゆきしようねんごときは隣接りんせつした小學校しようがつこう二十戸にじゆつこ民家みんかとを危急ききゆうからすくたのであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)