“危急（ききゆう）” の例文

もし右（みぎ）のような火（ひ）の性質（せいしつ）を心得（こゝろえ）てゐると、心（こゝろ）の落着（おちつき）も出來（でき）るため、危急（ききゆう）の場合（ばあひ）、機宜（きゞ）に適（てき）する處置（しよち）も出來（でき）るようにもなるものである。

地震の話 (旧字旧仮名) ／ 今村明恒(著)

この爲（ため）に兩少年（りようしようねん）は各自（かくじ）の家屋（かおく）のみならず、重幸少年（しげゆきしようねん）の如（ごと）きは隣接（りんせつ）した小學校（しようがつこう）と二十戸（にじゆつこ）の民家（みんか）とを危急（ききゆう）から救（すく）ひ得（え）たのであつた。

地震の話 (旧字旧仮名) ／ 今村明恒(著)

“危急（危急種）”の解説

国際自然保護連合（IUCN）のレッドリストにおける 危急種（ききゅうしゅ、Vulnerable species）とは、絶滅の危険性が高いと判断された種のことを指す。IUCNでは、「野生絶滅の高い危険性」がある種を危急種と定義している。危急種は、環境の悪化などちょっとした状況の変化によって、容易に絶滅危惧種にカテゴライズされる恐れがある。
種の保全状況が危急になる主な理由は、生息地の破壊や消失などである。生息状況をモニタリングされている危急種もおり、常に絶滅の危機に晒されている。
(出典:Wikipedia)

危	常用漢字 小６ 部首:⼙ 6画
急	常用漢字 小３ 部首:⼼ 9画